Develop and Download Open Source Software

OpenSource Downloads

7-Zip  (3,741)  
HandBrake Japanese Language Version  (1,707)  
Tera Term  (1,588)  
CrystalDiskInfo  (1,578)  
FFFTP  (815)  
CrystalDiskMark  (801)  
ffdshow  (785)  
TortoiseSVN  (627)  
MergeDoc  (618)  
10  mixfont-mplus-ipa  (532)  
11  BathyScaphe  (409)  
12  OpenTween  (404)  
13  Amateras  (394)  
14  FreeMind  (374)  
15  えこでこツール  (319)  
More >>

iPods解放インストール大会

2006年11月10日 10:42 Benjamin-Mako-Hill(2006年11月7日(火)) 1 2

iRonyイベント

iRonyと冠された今回のインストール大会は“iPod Liberation event”という触れ込みで宣伝されていたこともあり、開催数週間前から地元のマスコミの注目を集めていた。その主催者の中には、MIT、Harvard、Northeastern、Emersonなどの大学でフリーカルチャに関心を寄せているグループを始め様々な人々が名を連ねている

このイベントはオープンな催しであり、主としてオンライン上で開催が告知されていたが、爆発的に普及したApple製プレーヤのあら探しネタを求めていた地元のマスコミの目にもとまることになった。その結果、マサチューセッツ州ケンブリッジのMIT Media Labで開催された同イベントには、iPodの解放を希望する50人以上のユーザとともに数十個のiPodが参加することとなったのである。

イベントの当日は、オペレーティングシステムとしてUbuntu GNU/Linux、Mac OS X、Windows XPを搭載されたラップトップ群が、イベント会場の中央に並んで参加者を待ちかまえていた。iPodを持参した参加者からプレーヤを手渡されたスタッフが、iPodの世代とパーティションフォーマットを確かめ、所有者にそれぞれの要望を確認する。インストールするべきファームウェア(RockBox、iPodLinux、ないしはその両方)が定まれば、後は実際のインストール手順を進めるだけだ。その間、作業台の周囲に集まった人々は、どのようなプロセスでインストールが行われるかを興味深く見守っていた。RockBoxのインストールに関しては、大部分のiPodで成功したと報告されている。

今回の催しで主催者側は、iPodへのインストールサービスだけではなく、そのユーザたちに生まれ変わったオーディオプレーヤをより本格的なステレオシステムで再生することも勧めていた。大部分の参加者は、希望通りにiPodを解放することができ、非常に満足行く時間を過ごせたようである。どれだけの数のiPodが解放されたかの正確な数字は不明だが、少なくとも40は超えるだろう。

啓蒙活動

iPod Liberation eventの究極的な目的は啓蒙活動であり、フリーなソフトウェアという理念、DRMに関する知識、RockBoxやiPodLinuxの存在を人々に知らせることにあった。そのような活動で中心に位置するのは、テクノロジではなくコミュニケーションでなければならない。これは想像以上に時間がかかる作業なのだが、関連する様々な情報については、iPodの所有者にもある程度は納得させておく必要があるのだ。より具体的に説明すると、iPodへのインストールを希望するユーザに対しては、事前に下記の点を理解させておく必要がある。

  • プロセス:実際のインストールに取りかかる前に、これから何がインストールされ、何を行うかの概要をiPodの所有者に理解させておく
  • ポイント:RockBoxとは何のソフトで、それを使うことで何ができるようになるかを理解させておく。理解していない機能が付け加えられても、死蔵されて終わるだけかもしれない。またDRMとは何かを理解させるのも必要だ。iRonyの会場では、インストール大会用にわざわざiPodを新調したユーザもいたが、ここで入手できるソフトには継続的なサポートが保証されていないことを納得させるのも必要な作業である
  • リスク:代替ファームウェアのインストールに伴うリスクを承知させ、必要なバックアップをとらせておく
  • デメリット:RockBoxを使用するとバッテリの持続時間が減り、クラッシュの頻度が高まる危険性がある他、iTunesのDRMミュージックは確実に使えなくなることを注意しておく

インストールの完了後に主催者側がユーザに理解させておくべきことは、新たに手に入れたファームウェアのメンテナンスやサポートに関する様々な制約の存在だ。そうした情報を多くのユーザに繰り返し説明するのは大変な手間であるし、教えられる側も一度に聞かされても覚えきれないだろうから、書面にまとめてイベント会場から持ち帰れるようにしておくべきかもしれない。特に主催者側は、下記の情報をユーザに教えておく必要がある。

  • Appleの純正ファームウェアへの復帰手順(通常はiPodのリブート時にメニューを押し下げる)
  • iPodがフリーズした場合のリブート手順
  • RockBoxのアップグレード手順。インストールをするのはデイリービルドのはずだが、ユーザの自然な心理として常に最新版を使いたいものである
  • 不明な点が生じた場合における情報の入手先。参考になるのはRockBoxやiPodLinux関連のwikiだが、重大な問題が発生した場合に備えて、インストールを受け持ったユーザグループへの連絡方法も必要だろう

その他のリソース

自分も手元のiPodを解放したい、ないしはiRonyと同様のイベントを開催したい、あるいは単に関連した知識をもっと学びたいという場合は、手始めに下記のリソースにあたってみればよい。

インストール用ツールについては、下記の情報が参考になる。

NewsForge.com 原文
最終更新:2009年06月18日 13:10
SourceForge.JP is a Japanese version of SourceForge.net. For developments that are not related to Japan, we recommend you to use SourceForge.net.