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Fedora Core 6:Zod様の御登場!

2006年11月13日 10:54 Joe-'Zonker'-Brockmeier(2006年11月9日(木)) 1 2
Zodのコードネームで知られるFedora Core 6が10月24日にリリースされた。対応しているシステムはx86、PowerPC、AMD64である。今回のリリースに関しては、従来のバージョンに対して多数の改善が施された点を高く評価するべきだろうが、それには「インストーラ関連のバグを気にしなければ」という条件が付く。

FC6のリリース予定については最後の段階で若干の遅延が生じており、その理由はExt3データの損傷などの重大な問題がいくつか発生していたためだが、最終的にFedoraチームはほぼスケジュール通りの日程での公開にこぎつけている。問題は、いくつかのバグが残されたままだという点だ。欲を言えばリリースを1ないし2週間ほど延期してでも問題点の改善に努めた方が良かったかもしれないが、ユーザが慎重にインストール作業を進める限りにおいて、FC6は総合的に優れたリリースだと言えるだろう。

Fedora Core 6のインストール

私の場合Fedora Core 6の使用歴は、9月にリリースされたTest 3の段階にまで遡ることができる。テストリリースからプレリリース当時のAnacondaインストーラはバグだらけの代物で、インストレーションのソフトウェア選択時にデフォルト設定を変更するだけでクラッシュを引き起こしていた。ファイナルリリースではある程度の改善が施されているものの、インストレーション中にExtrasリポジトリを選択すると、やはりクラッシュしてしまう。こうした状況は、テキストモードのインストーラを使おうがGUIインストーラを使おうが変わることなく、私の場合は2台のマシンで試してもみたが、結果は同じだった。

Anacondaを使ったFC6のインストールをテキストモードで実行すると、デフォルトでランレベル3に移行し、マルチユーザ/テキストモードの操作環境に置かれることになる。このモードではインストール後の設定画面が何も表示されないのだが、この点はデフォルトでランレベル5に移行してマルチユーザ/X11モードとなるGUIインストーラの場合とは大きく異なっている。つまりこの場合、追加ユーザやテストサウンドなどのセットアップを行うことができないのだ。これをバグと見なすのは酷だろうが、非常に貧弱な設定環境だと私には感じられた。

リリースノートの説明によると、今回のリリースにおける新機能の1つとしてAnacondaでIPv6のサポートが追加されている。私はこの措置にどうも納得できないのだが、それと言うのも、現状でIPv6を使用しているソフトウェア製品をついぞ見たことがないからだ。確かに今からIPv6をサポートしておいても害はないだろうが、そのための開発時間があったら何か別の作業に回せたのではないだろうか。

今回のテストでは、FC6のファイナルリリースをラップトップおよびワークステーション上にVMware Serverを介してインストールしてみた。マシンのスペックは、ワークステーションが、Athlon XP 2600+ CPU、1GB RAM、GeForce FX 5500ビデオカード、WinBook C1700 17インチ LCDという構成で、ラップトップが、3.06GHz Pentium 4、1GB RAM、ATI Radeon 250ビデオチップセットという構成である。

今回のテストに用いたマシンに限ってのことかもしれないが、Fedora Core 6における各種ハードウェアのサポート状況は非常に良好であった。例えばビデオ設定は一発で成功し、サウンド関連の設定でも問題は発生しなかった。またワークステーションでは、内蔵サウンドカードの代わりにNovell BrainShareで購入していたUSBサウンドカード/スピーカコンボを試してみたが、その場合でもFC6は問題なく対応できている。

結局ハードウェア関連で生じたFC6のトラブルは、ラップトップのトラックパッドに関するものだけであった。トラックパッドの不調が気にならないのであれば、Firefoxを使って履歴を遡るくらいは、それほど難しい操作ではない。結局Googleで検索してみたところ、他のユーザもFedora Coreの以前のリリースで同様の問題に遭遇していたことが判明した。他のディストリビューションの場合、同じマシンを使っていても、この種の問題が発生したことはないのだが。

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最終更新:2009年11月06日 18:53