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トレンドマイクロ、国内専門のウイルス解析・サポートセンターが本格稼動

2007年05月23日 12:28 [BCN-2007/05/23]
 トレンドマイクロ(エバ・チェン社長兼CEO)は5月22日、国内専門のウイルス解析・サポートセンター「リージョナルトレンドラボ」を新宿本社内に設立し、同日から本格稼動を開始したと発表した。

 日本に特化したウイルス、スパイウェアなどの不正プログラムの検体収集と、それらを検出するパターンファイルを作成することが目的。「リージョナルトレンドラボ」で作成するパターンファイルは、プレミアムサポート契約の法人顧客向けの単一の不正プログラムに対応する一時的なバンテージパターンファイルで、通常のオフィシャルパターンファイルはこれまで通り主にフィリピンのトレンドラボで作成を行う。

 不正プログラムは、メール用、Web用、プロキシ用、ボット用、P2P用など複数種類のハニーポットシステムを用意し、国内で発生している不正プログラムのサンプルを能動的に収集。攻撃手法を統計的に把握、グローバルと日本の脅威を比較分析し、迅速な解決策の提供や新しい攻撃の調査に利用する。

 ソリューションの作成では、収集した不正プログラムを解析し、検出するパターンファイルを作成する。また、特定の不正プログラムの専用駆除ツールや、日本向けに使用方法を簡素化したシステムクリーナーなど、状況に応じて最適な手法で柔軟なソリューションを提供する。

 さらに、「リージョナルトレンドラボ」設立による今後の新しいパートナーサービス展開の基盤として、同ラボの施設内に「Trend Micro Monitoring Operation Center」を設置。法人顧客向けの監視サービスを07年第4四半期から提供する予定。

 不正プログラムは、愉快犯による不特定多数への攻撃から小規模標的型に移行するとともに、ソーシャルエンジニアリング手法の悪質化により、言語に依存した地域別の攻撃も増加している。同社はこれまで、フィリピンのトレンドラボで24時間365日体制でパターンファイルを作成する集中型のオペレーションを採用してきたが、今回、地域での対応を強化するため、国内専用の「リージョナルトレンドラボ」を設立することにした。これにより、日本地域に密着した脅威情報の収集と、それらに対抗するパターンファイルの作成を行い、セキュリティサービスの基盤強化を図る。

トレンドマイクロ=http://www.trendmicro.co.jp
「リージョナルトレンドラボ」=http://jp.trendmicro.com/jp/about/company/trendlabs/rtl/index.html

提供:BCN

最終更新:2007年07月01日 19:05