フィード
直接サイトを訪問するのではなくフィード経由で記事を読んでいる人たちがどれほどいるのかということについて興味を持ったことはないだろうか。OWAを利用すると、サイトのフィードを取得した読者数とユニーク読者数を知ることができる。ただしこのFeeds(フィード)ページには、サイトを実際に訪問したフィード読者数についての情報はなく、その情報はTraffic Sources(トラフィック元)ページに表示されている。
訪問者情報と地理的位置情報
Visitors(訪問者)タブには、訪問者の「忠誠度」を表示するページ、どのドメインやネットワークから訪問者が来たのかを表示するページ、訪問者の地理的位置情報を示すページという3つのサブページがある。またこのページでは、サイトに訪問するために使用されたブラウザのタイプも見ることができる。しかし残念ながらGoogle Analyticsでは見慣れた、オペレーティングシステムや画面の解像度についての情報はOWAでは追跡(より正確には、少なくとも表示は)していない。
訪問者の忠誠度を示すページでは、訪問数、一訪問あたりの平均閲覧ページ数、ユニーク訪問者数、リピート訪問者数などを見ることができる。ここでもやはり、統計の対象期間を過去30分から過去一年間の間で自由に指定することができる。
また地理的位置情報のページでは、サイトへの訪問者の大まかな地理的位置も表示される。番地に至るまでの詳しい情報を示すことはできないが、市レベルにまで絞ることはできる。この機能を有効にするためにはGoogle Maps APIキーが必要となるが、登録して取得するのは簡単だ。この機能を有効にするとOWAは世界地図を生成して、サイトへの訪問者一人一人がどこから来ているのかを表わす「ピン」を表示する。各ピンをクリックすると、それぞれの訪問者がどのネットワークから来ているのかや、最後に閲覧したページ、地理的な所在地、訪問日時、(適切な場合には)サイトを訪問する前に閲覧していた参照元のページなどの訪問者情報をさらに見ることができる。地理的位置情報のページには訪問者情報を表示したサイドバーもあり、そこにあるリンクをクリックすることによっても詳しい情報を得ることができる。
OWAをカスタマイズする
OWAの大部分の機能は何も調整せずにそのままの状態で使用してもちゃんと機能するが、OWAのAdmin Settings(管理設定)リンクをクリックすると、変更可能な設定項目がいくつか用意されている。
Admin Settings(管理設定)ページでは、Google Maps APIキー、エラーログ、イベントログ、OWAにホスト名を解決させるかどうか、フィードリーダーや既知のロボットからのリクエストをログに記録するかどうかなどを設定することができる。
OWAに本当に必要だが欠けていると唯一感じた点は、レポートを生成したりデータをエクスポートしたりするための機能がないということだ。OWAのインターフェースは優れているが、上司や潜在的な広告主など自分以外の人にデータを見せたい場合に利用することのできる優れたツール群がOWAには備わっていない。
またOWAの文書はやや不足気味であり、ダッシュボードに表示される情報の意味についての詳しい説明があまり提供されていない。ほとんどのことについては見れば分かるようにはなっているものの、例えば各訪問者の横に表示されている数字など、いくつかのことに関しては意味が明らかではなく、それが何の情報を示しているのかをまさに説明している文書を私は見つけることができなかった。
ウェブサイト用のアクセス解析パッケージにはより強力なものもあるが、私が知る限りOWAはWordPress用として最も優れたフリーソフトウェアのアクセス解析パッケージの一つだ。OWAはWordPressにシームレスに統合され、かなりの量の情報を読みやすい形で提供してくれる。
WordPressでブログを運営していて、サイトのトラフィックの量や訪問者がどこから来ているのかということについて関心がある人には、OWAプラグインは必須アイテムだ。私はOWAをGoogle Analyticsと併せて利用しており、サイトの訪問者についてできるだけ多くのことを知るために両方のツールを利用できるということが非常に気に入っている。
