Develop and Download Open Source Software

OpenSource Downloads

7-Zip  (4,208)  
HandBrake Japanese Language Version  (3,353)  
CrystalDiskInfo  (1,743)  
CotEditor  (1,120)  
CrystalDiskMark  (866)  
Boookends  (788)  
SMPlayer  (642)  
えこでこツール  (599)  
Tera Term  (595)  
10  FFFTP  (579)  
11  Cabos  (530)  
12  BathyScaphe  (494)  
13  ffdshow  (481)  
14  MergeDoc  (464)  
15  ギコナビ  (438)  
More >>

最近ブックマークされた記事

“グリーン・データセンター”を構築せよ――省エネを実現するために踏むべき7つのステップ

2007年05月31日 19:35 [IDG-2007/05/30] 1 2 3 4
 読者諸氏が管理しておられるデータセンターは、どれくらい環境に優しいだろうか。今はそんなことは気にもしていないという方も、近い将来、きっとそのことを意識せずにはいられなくなるはずだ。電気料金の請求書を目にする機会がないために、ほとんどのデータセンター・マネジャーが気づいていないかもしれないが、現実に、データセンターの電力需要は右肩上がりで急上昇しており、それにつれて電気料金も増え続けているのだから……。

ロバート・ミッチェル
Computerworld 米国版

 サーバの薄型化、高密度化などに伴い、ラック当たりの消費電力は上昇を続け、一部のハイエンド・システムの中には、ラック当たりの消費電力が30キロワットを超えるものまで登場している。その結果、データセンター・マネジャーの中には、すべてのラックに十分な電力を供給することができず、途方に暮れている人もいるようだ。データセンター内に従来以上の電力を引き込もうにも、電力会社からそのロケーションへ配電される電力量をすでに上回っているため、そうすることが難しいのだ。

 リージョンズ・フィナンシャルのメインフレーム・テクノロジー担当上級副社長兼マネジャー、マロリー・フォーブス氏も、この問題を憂慮する1人だ。

 「毎年規格を改定するたびに所要電力が増加する。そのつど配電される電力量を増やしてもらわなければならず、それがデータセンターを管理するうえで大きな負担となっている」(同氏)

 この問題を解決するには、エネルギー効率を改善するしかない。データセンターの消費電力を1ワット節約すれば、少なくとも冷却に必要な電力を1ワット節約することができるわけだ。それを考慮するITマネジャーは少なくないが、なかでも長期的な視野を持つITマネジャーほど、エネルギー効率の高い機器を購入した場合の費用対効果(ROI)に注目しているようだ。

 例えば、バンガード・グループのテクニカル・オペレーション担当プリンシパル、ロバート・イェール氏は、「5年後のビジネス・ケースを策定するに際して、エネルギーの問題を重要な判断材料にした」と語る。

 バンガードでは、Webベースのトランザクションを処理するために、6万平方フィートにも及ぶデータセンターを保有しているが、そこでは、これまで「セキュリティ」と「アベイラビリティ」が最優先されてきた。ところが、最近は、「エネルギー問題をより重視するようになった」(同氏)というのである。

 いわゆる「グリーン・データセンター」の取り組みは、エネルギーを節約するだけでなく、データセンター全体を環境の観点から見直そうとするものだ。

 そうした環境に優しい最先端のデータセンターを構築・維持するための手引きとして、以下では、データセンター・マネジャーに向けた7つのステップを紹介することにしたい。

【ステップ1】
サーバを統合する(それ以外の機器もできるだけ統合する)

 数年前からデータセンター(グリーン・データセンター)に関する問題を研究してきたコンサルティング会社、アップタイム・インスティチュートの創立者、ケン・ブリル氏は、「データセンターの経費は、基本的な部分をいじるだけで、かなり節約できるものだ。そのコスト節約の第一歩としてお勧めなのが、サーバ統合だ。というのも、多くのデータセンターでは、サーバの10~30%が“遊んで”おり、(これらのサーバについては)電源を切ってもかまわない状況にあるからだ」と、サーバ統合の効能を説く。

 ある調査によれば、物理サーバの撤去によるコスト節約には即効性があり、1台のサーバにつき年間のエネルギー・コストを最高1,200ドル節約できるなど、節約額も決して小さくない──そう証言するのは、サンフランシスコの電力会社PG&Eで顧客エネルギー管理担当上級プログラム・マネジャーを務めるマーク・ブラムフィット氏だ。

 その数字の内訳を示しておくと、「サーバ1台当たりの消費電力を年間300~600ドル、冷却コストを同じく年間300~600ドル節約できる」(同氏)ということになる。ちなみに、PG&Eでは顧客に対し、サーバ統合プロジェクトによってサーバの稼働を停止させた場合、1台あたり150~300ドルの報奨金を支払うことを定めた「仮想化インセンティブ・プログラム」を提供しているという。

 “遊んでいる”サーバを撤去したら、データセンター・マネジャーは、サーバ・ベースのアプリケーションを可能な限り仮想マシンに移すようにするべきだ。そうすることで、IT部門は物理サーバの台数を削減できると同時に、残っているサーバの稼働率を大幅に高めることができる。

 今日、ほとんどの物理サーバの稼働率は、10~15%程度でしかない。一方、“遊んでいる”サーバであっても、最大でピーク利用時の30%の電力を消費することがある。つまり、「サーバ統合によって“遊んでいる”サーバを撤去し、仮想化によって残ったサーバの稼働率を上げることができれば、電気料金をかなり浮かすことができる」(VMwareの製品マーケティング担当上級ディレクター、ボゴミル・バルカンスキー氏)わけである。

 こうしたメリットをさらに追求すべく、VMwareは現在、同社の「Distributed Resource Scheduler」に新しい機能を付け加えようとしている。この機能を使えば、単一のリソース・プールとして扱われている物理サーバの間に、動的にワークロードを割り当てることができるという。

 より具体的に説明すると、「Distributed Power Management」と名づけられたこの新機能は、「仮想マシンをできるだけ少ない数の物理マシンによって構築し」(バルカンスキー氏)、仮想マシン構築後は、使われていないサーバの電源を自動的に切断する。仮想マシンの構成も、ワークロードの変化に応じて動的に調整される。例えば、就業時間外の夜間にはワークロードが統合され、朝になってアクティビティが増えると、より多くの物理マシンに再度割り当てられるといった具合だ。

最終更新:2007年07月01日 19:05