Kiosktoolを使用することでシステム管理者は、設定の異なる複数のプロファイルを必要な数だけ作成して、任意のユーザおよびグループに対して割り当てることができる(図1を参照)。特に便利なのは、新規に作成したプロファイルを終了時にリモートサーバへ自動アップロードさせる機能で、この機能を利用するとマシン設定のクローニング作業が非常に簡単化される。この機能の利用法としては、各システムのルートアカウントへのアクセス権を有している複数のkioskマシンを同一のKDEユーザプロファイルで一括セットアップするといった場合に便利なはずだ。
Kiosktoolでの制限対象となる機能は多岐にわたっているが、いずれの機能もデフォルト設定では使用可能な状態にされている。特定の機能を無効化させたければ、該当するチェックボックスをオンにすればいい。また機能リスト中に一覧される項目を選択すると、その説明が表示される(図2を参照)。
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| 図1(クリックで拡大) |
Generalコンポーネントには、ルートへのアクセスを始め、コマンドシェル、runコマンド、ブックマーク、ログアウトオプションといった特定の要件へのアクセスを必要とするアプリケーションやタスクを一括して禁止させたり、Xセッションの多重起動を無効化させるためのオプションが用意されている。
Desktop Iconsコンポーネントには、ユーザデスクトップをロックさせるためのオプションが用意されており、コンテクストメニューやアイコンなども使えなくすることができる。同様にDesktop Backgroundは、デスクトップのバックグラウンド設定をロックさせるためのものである。Screen Saverコンポーネントはスクリーンセーバの制御に関するもので、スクリーンセーバの設定やOpenGLの使用を制限したり、画面全体を隠すタイプのスクリーンセーバだけを使用可能とさせることもできる。
KDE Menuコンポーネントでは、KDEメニュー中のアプリケーションおよびタスクでルートへのアクセスを必要とするものを実行できないようにしたり、ユーザによるKDEメニューの変更を禁止させることができる。Themingコンポーネントでは、ユーザの使用するデスクトップテーマをシステム管理者の指定するものだけに限定させることができ、フォントやカラーやスタイルといったウィンドウ装飾オプションをユーザが変更することも不可能にできる。
