Develop and Download Open Source Software

OpenSource Downloads

7-Zip  (4,208)  
HandBrake Japanese Language Version  (3,353)  
CrystalDiskInfo  (1,743)  
CotEditor  (1,120)  
CrystalDiskMark  (866)  
Boookends  (788)  
SMPlayer  (642)  
えこでこツール  (599)  
Tera Term  (595)  
10  FFFTP  (579)  
11  Cabos  (530)  
12  BathyScaphe  (494)  
13  ffdshow  (481)  
14  MergeDoc  (464)  
15  ギコナビ  (438)  
More >>

最近ブックマークされた記事

Firefox 3.0でのGoogle Gears対応は“微妙”――「自らのオフライン・アプリ対応の成果を放棄するつもりはない」

2007年06月05日 19:08 [IDG-2007/06/04]
 米国Mozilla Corporationはオフライン・アプリケーションのサポートに精力的に取り組んでいるが、Googleが発表した「Google Gears」技術を次期Webブラウザ「Firefox 3.0」で利用するかどうかは未定であるという。同社の幹部が6月1日に明らかにした。

 Mozillaのエコシステム開発ディレクター、マイク・シェーバー氏によると、年内にリリース予定のFirefox 3.0がオフライン・アプリケーションに対応することはすでに確定しているが、Firefox 3.0でのオフライン・アプリケーションのサポートにGoogle Gearsの3つのAPIを利用するか、あるいはMozillaのスタッフおよびボランティア開発者の取り組み成果を利用するか、“微妙”な状況にあるようだ。

 Google GearsのAPIには、「LocalServer」(オフラインWebアプリケーションのURL要求をインターセプトし、ユーザーのドライブからWebページを返す特殊なキャッシュを提供する)、「Database Module」(ユーザーのデータをローカル・マシンに保存するSQLiteベースのデータベースを提供する)、「WorkerPool」(バックグラウンドでスクリプトを実行し、WebブラウザやWebアプリケーション・インタフェースの迅速な応答を確保する)が含まれる。

 シェーバー氏はGoogle Gearsの発表を受け、その可能性に大きな期待を表明している。「Gearsは一連の豊富な機能を提供する。強力な3つのプリミティブがWeb 2.0プラットフォームに追加されることになる。Gearsにより、優れた創造的なWebアプリケーションが爆発的に増加するだろう。Webの進化の方向はまさにそこにある」

 その一方で、シェーバー氏は、Firefox 3.0に関するMozillaの計画に、Gearsをどのように適用するかについてはまだ決定するに至っていないと説明する。すでにオフライン・アプリケーションに関する多くの作業が進んでおり、同ブラウザのオフライン・アプリケーション・サポートは、デモが可能な段階にまで到達しているからだ。

 Mozillaの収入の大半はGoogleによるものだが、Mozillaではこれまでの作業成果を放棄するつもりはないという。ちなみに、GoogleはMozillaに、Googleの検索エンジンをFireFoxのデフォルト検索エンジンとすることへの見返りとして、2005年に5,200万ドルを支払っている。

 「われわれはGoogleのエンジニアと話し合い、2つのモデルについて比較検討を進めている。この取り組みはオープンに行われており、今後、相互に学び合う部分が明らかになってくるだろう。だが、Firefox 3.0の開発にはすでに多大の労力を費やしており、われわれはその成果を捨てるつもりはない」(シェーバー氏)

「SQLite」によるデータ保持は“無謀”?

 また、少なくともGoogle GearsのAPIの1つは、Mozillaから見て野心的すぎるという。シェーバー氏は、「オープンソースのSQLiteを使って非構造化データを保存するというDatabase Moduleのアプローチは“無謀”な試みだ。SQLiteの利用がFirefoxでうまくいくかどうかは、われわれにとって一番判断の難しいところだ」と指摘する。

 Firefox 3.0でもSQLiteが使われるが、このデータベースは、強化されたブックマーク/履歴機能「Places」で利用されることになっている。シェーバー氏は、Database Module APIがFirefox 3.0で採用される可能性は低いとしている。

 Mozillaのサイトに掲載されている計画によると、Firefox 3.0では、現行のFirefox 2.0と同様に、非構造化データの保存にはWeb Applications 1.0仕様のDOM Storage機能が使用されることになっている。

 一方、Database Module以外については、MozillaとGoogleの考え方はかなり近いという。シェーバー氏は、LocalServer APIについて、「われわれのローカル・サーバについての考え方は、概念的にもGoogleのそれと大きな違いはない」と述べている。

 シェーバー氏によると、Gears APIについてはよく検討しなければならないが、Mozillaの現在の立ち位置は決して悪くないという。APIを使った最先端の実験結果を見たうえで、その効果を判定することができるからだ。

 「Gearsのいいところは、それを利用しなくても問題がないということだ」(同氏)

 シェーバー氏は、結論として、部分的にか全面的にかを問わず、Google Gearsの採用を急ぐ必要はないと断言する。「GoogleとMozillaの間では、方向が一致する部分もそうでない部分もある。われわれは、彼らのAPIとわれわれの技術を組み合わせる方法をまず見極めようと考えている」

(グレッグ・カイザー/Computerworld オンライン米国版)

米国Mozilla Corporation
http://www.mozilla.com/

提供:Computerworld.jp

最終更新:2009年10月29日 19:31