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仮想化ソフトウェアのトップに躍り出たVMware Workstation 6

2007年06月14日 10:43 Mayank-Sharma(2007年6月12日(火)) 1 2
 新たにリリースされたVMware Workstation 6には、ホスト側とゲスト側の各オペレーティングシステム間の協調を容易にする数多くの新機能と改良が加えられている。そのうえUSBデバイスのサポートの改善と非常に安定したパフォーマンスにより、VMware Workstation 6は仮想ソフトウェア間の競争をあっさりと制したと言え、189ドルという価格も妥当なものに思える。

 VMware Workstation(以下、Workstation)は、1台のコンピュータのホストOS上で複数のゲストOSを実行できる仮想化ソフトウェアである。Workstationを使えば、ホストマシン上のハードウェアとは無関係に、ハードディスク、CD-ROMドライブ、マルチプロセッサCPUなど多数の仮想ハードウェアを作成できる。ソフトウェア開発者なら、Workstationを使うことでプロジェクトの開発やデバッグのために複数マシンの仮想化が可能だ。仮想マシン(VM)は、ソフトウェアのテストやデモにも利用できる。

 Workstation 6の初期ベータ版をレビューして以来、数多くの機能の追加または改良が行われている。VMwareでは、このソフトウェアをWindows Vista、Red Hat、openSUSE、Mandriva、Ubuntu、Solarisといった数々の新しい32ビットまたは64ビットオペレーティングシステムでテストしている。

 しかし、これらは、正式にテストが行われたディストリビューションに過ぎない。私はゲストおよびホストOSのリストに挙げられていないディストリビューションをいくつか試してみたが、いずれも問題なくWorkstationが動作した。リストに載っていないディストリビューションで私が試したものには、Gentoo Linux 2007.0、Fedora Core 6、Fedora 7 Test 4が含まれる。今回は、その他にUbuntuの2つのバージョン(6.06、7.04)、openSUSE 10.2、Windows XP ProfessionalでもWorkstationの動作を試した。Workstation 6は、これらのディストリビューションやOSでインストール、実行とも問題なく行えた。

物理および仮想ハードウェアのサポート向上

 Workstationのインストール手順に大きな変化はない。やはり、ファイルをコピーして実行中のカーネルのソースから取得したモジュールをコンパイルするPerlスクリプトによってインストールを行う。

 今回、Workstationのホスト側ディストリビューションの実行マシンとして、メモリ2GBのデュアルコアIntelマシン、メモリ1GBでCPUがCeleron 1.5GHzのAcerノートPC、メモリ1.25GBでCeleron 1.4GHzのIBMノートPC、768MBのメモリと1.7GHzのPentium 4を搭載したデスクトップPCを用意した。ただし、Workstationを効果的に使いたければ、少なくとも1GBのメモリが必要になる。私のマシンの中では、メモリが1GB以上でCPUクロック周波数の低いCeleronノートPCのほうが、メモリが少なく処理能力の高いPentium 4デスクトップよりも、ずっとスムーズにWorkstationが動作した。

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 メモリについて言うと、VMには今や最大8GB ― 以前のWorkstationの安定版における制限値4GBの2倍 ― まで持たせることができる。ほかにも、数々のベータリリースの間に、1つのゲストを複数のモニタに割り振る機能が導入されている。Workstationでは、画面の解像度の設定やシングルモニタのホストマシン上での複数モニタのビデオRAM指定が行える。この機能は、そうしたVMを複数のモニタを持つ別のホストに移行しようとする場合に役立つ。また、使用する画面の解像度の指定やビデオメモリ容量の割り当てをモニタごとに行うことも可能だ。

 その他、ハードウェアに関係した機能向上として、Workstation 6のホームユーザがUSB 2.0デバイスからのデータ転送を行えるようになった点や、ノートPCのゲストOSがホストマシンのバッテリーステータスを認識する点が挙げられる。

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最終更新:2008年08月06日 20:04