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CA、ソースコードの著作権侵害でロケットを提訴――損害賠償として2億ドルを請求

2007年08月04日 09:00 [IDG-2007/08/03]
 ソフトウェア大手の米国CAは8月1日、競合するロケット・ソフトウェアに対し、著作権侵害で2億ドルの損害賠償を求める訴訟を起こした。CAはロケット・ソフトウェアがCAの開発者を引き抜き、ソースコードと開発環境を意図的に盗用したと主張している。

 CAは今年4月、ロケット・ソフトウェアを企業秘密の不正流用、不正競争、不正行動で提訴している。しかしその時点では、著作権侵害の申し立てや2億ドルの賠償請求は行っていなかった。今回、ニューヨーク東部地区連邦地裁に提出したのは修正訴状で、追加提訴をした格好だ。

 CAの訴状には「ロケット・ソフトウェアは、CAの子会社であるプラティナム・テクノロジー・インターナショナルから4人の開発者を引き抜き、これらの開発者がCAから盗み出したソースコードを使って、IBMのリレーショナル・データベース『DB 2』の管理を支援するソフトウェアを、6種類作成した」と記されている。

 この件についてロケット・ソフトウェアの担当者はIDG News Serviceの電話取材に対し、「現時点でのコメントはない」と回答した。

 CAで訴訟担当ディレクターを務めるゲーリー・ブラウン氏は、「今回の追加提訴では、ロケット・ソフトウェアがCAの独自開発環境を使用し、その開発環境を利用するパスワードまで同じだったことも問題にしている。基本的に、彼らはわれわれの開発環境を“コピー”したのだ」と憤る。

 CAは、「子会社のプラティナムは、パフォーマンス・モニタ『Detector』などの開発に3年を費やし、データベース管理ツールを開発した。しかしロケット・ソフトウェアは2001年、問題の開発者が入社してからわずか18カ月弱で、われわれの製品と“ほぼ同一の”製品を含む、6種類のDB 2管理ツールを発売している。著作権侵害があったことは明らかだ」と語る。

 CAは2001年8月の段階で、ロケット・ソフトウェアの創業者で当時COO(最高執行責任者)だったジョハン・マグナソン・ゲッダ氏に苦情書を送付している。しかしゲッダ氏は、「われわれはCAから苦情を受けて調査を行ったが、(CAの)ソースコードをコピーした事実はない」とコメントしていた。

 CAは、2004年にロケット・ソフトウェアの社員と思われる人物から匿名の手紙を受け取ったことを明らかにした。その手紙には以下のように記されていたという。

 「ロケット・ソフトウェアはソフトの開発に、CAのソースコードを利用し続けている」

(グラント・グロス/IDG News Service ワシントン支局)

米国CA
http://ca.com/us/

提供:Computerworld.jp

最終更新:2007年10月04日 17:07
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