ブラウザ上では最低でも5個や6個のタブを常に開き続けているというタイプのユーザであれば、Firefoxにデフォルトで用意されているタブ機能の貧弱さに嘆いていることだろう。そんなユーザに最初にお勧めするのは、指定タブの右ないし左側にあるすべてのタブを一括で閉じる removetabs 機能拡張である。このremovetabs機能拡張にはすべてのタブを閉じる機能も装備されているが、デフォルトでは有効化されておらず、また同様の機能は Close All Tabs 機能拡張をインストールすることでも装備できる。
任意指定した複数のタブを一括で操作したければ、 Multiple Tab Handler という機能拡張が存在している。またブラウザ上でタブを管理する際に操作ミスは付きものだが、そうした操作の取り消し機能を追加してくれるのが Undo Closed Tabs Button という機能拡張である。ただしこの機能拡張は、タブの右クリックによるコンテクストメニューではなくFirefoxのツールバーに追加されるアイコンを介して操作する。
その他の基本的な機能拡張としては、新規タブの追加位置を既存タブ群の右端ではなくカレントタブの隣にする Tabs Open Relative が存在している。これは一見すると些細な動作変更だが、表示しきれない数のタブを開いた状態で新規タブを追加した場合、そこまで移動するスクロール操作は結構面倒なものである。
その他の基本的な機能拡張としては、複数のタブをアドレスベースでグループ化するというタイプも存在する。そのうち Separe は単純にセパレータ代わりにオレンジ色をした実質的な空白タブを表示させるだけだが、 Separate tabs では、より細身の隙間がタブグループ間に表示されるようになる。また ChromaTabs の場合は、類似アドレスのページごとにタブの表示色を統一するという方式でグループ化され、その際のタブグループの表示色はランダムに選択させるか、あるいはサイトのアイコンをベースとしたものとなる。
複数タブの管理
タブのヘビーユーザであれば Tab X に魅力を感じるかもしれない。Firefoxでは、表示するタブの数や有効化する機能拡張の組み合わせによってタブ上のクローズ用ボタンが消えてしまう場合があるが、この機能拡張を使用すると、クローズ用ボタンを各タブ上に常に表示させておくことができる。その他に多量のタブを扱う場合に重宝する機能拡張が FishEyeTabs で、これをインストールしておくと、マウスポインタを重ねたタブ名の表示幅が左右方向に拡大表示されるようになる。またブラウザウィンドウの横幅に収まりきらない数のタブ間を頻繁に移動する場合には、 Tab Overflow Scrollbar という機能拡張が役に立つはずだ。
通常のタブは横一列に表示されるのに対して、 Vertigo 機能拡張は、ブラウザウィンドウの左端に縦方向に並べて表示することで複数タブの効率的な管理をするというソリューションを提供している。この表示法のメリットは、タブの横幅が常に一定化されると同時に、すべてのタブ幅をまとめて変更できる点である。
大量のタブを取り扱うソリューションとしては、これらをサムネール化するという選択肢も存在している。このうち Ctrl Tab Preview がカレントタブを中心とした一部のサムネール表示だけをするのに対して、 Galleropa および Tab Catalog は表示中の全タブをサムネール化したものをダイアログウィンドウに一覧してくれる。同じく Thumbstrips は映写スライド形式、 Tab Slideshow はプレゼンテーション形式でサムネール表示をする機能拡張である。
