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レコードとテープをデジタル化する:Audacityの使い方

2007年10月11日 10:31 Beth-Skwarecki(2007年10月4日(木)) 1 2 3
 CDのリッピングを始めて何年にもなるが、では物置でホコリをかぶっているカセットテープ、古本屋の特価品コーナーに並ぶレコード盤はどうだろうか。Audacityを使えば、こういったビンテージ音源をキャプチャし、音質をきれいにし、MP3プレーヤーに入れて持ち歩くことができるようになる。

 Audacityは、フリーの高機能クロスプラットフォーム・オーディオ編集ツールである。ノイズ除去フィルタやトラック自動分割などのツールを備え、アンティーク音源をぴかぴかの新しいMP3やOggに変貌させる作業を短時間で終わらせることができる。

 最新版のAudacityをダウンロードすること以外に最初に必要となるものは、サウンドカード内蔵のコンピュータ("ライン入力"ポートがあればこれを使う)とカセットデッキまたはレコードプレーヤーである。

コンピュータに接続する

 カセットデッキはサウンドカードに直接接続できるが、レコードプレーヤーにはフォノ・プリアンプが必要だ。フォノ・プリアンプは、サウンドを実用レベルまで増幅し、RIAA補正曲線を適用する。この処理は、1954年前後以降に生産されたレコードに必要な措置だ(これより古いレコードについては、この資料を参考にして別の補正曲線を適用する)。

 USB対応レコードプレーヤー(今回は米IONのiTTUSBを使った)は、USBポートに直接接続できる。このタイプにはフォノ・プリアンプが内蔵されている。

 Audacityで録音を始めるには、[Edit]→[Preferences]→[Audio I/O]のリストから、使用しているコンピュータの録音/再生デバイスを選択する。次に、大きな赤い[Record]ボタンをクリックして録音を開始する。曲が終了したら、黄色い[Stop]ボタンを押す。録音データが波形として画面に表示されるが、まだディスクには保存されていない。[File]→[Save]をクリックして、データをAudacityプロジェクト(.aup)として保存する。この生データは、後処理を加えて最終的な音楽ファイルにする必要がある。

 録音と後処理をそれぞれ単独の工程として行う場合は ─ 知人からレコードプレーヤーを借りているならこれは良策だ ─ 好みの録音ツール(arecordなど)を使って、レコードまたはテープの片面全体から1つのWAVファイルを作成できる。トラックを後処理して曲を分割できる状態になったら、[File]→[Open]を使ってWAVファイルをAudacityにインポートする。ファイルの種類が自動的に識別され、Audacityプロジェクト(.aup)に変換される。

最終更新:2010年03月05日 12:33
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