今回明らかにされた開発ロードマップによると、2009年遅くにリリース予定のMySQL 7.0では企業ユーザー向けのセキュリティ強化が予定されている。具体的には、ロール・ベースやグループ・ベースのセキュリティ機能のほか、透過的なデータ暗号化がサポートされる見通しだ。MySQLではこうしたセキュリティ強化により、金融や政府、小売り分野の顧客を確保したい考えだ。
また2008年後半にリリース予定のMySQL 6.0において、「InnoDB」から「Falcon」へとストレージ・エンジンが変更されるのもトピックの1つである。従来からMySQLには InnoDBが採用されてきたが、2年前にOracleがその開発元であるフィンランドのイノベースを買収したため、MySQLはFalconへの変更を望んでいた。
MySQL 6.0のマイナー・バージョンアップ版となるMySQL 6.1は2008年半ばにベータ版が公開され、2009年に一般リリースされる予定だ。このバージョンでは、プリペアド・ステートメントやサーバ・サイドのカーソル機能などが改善されることになっている。
ちなみに、数年前からうわさになっているXMLのネイティブ・サポートに関して、アクスマルク氏は「現在は顧客の要望を見極めている段階」と明言を避けた。ただし、XMLのサポート機能はバージョン5.1でも一部採用されている。
(ジェームズ・ニコライ/IDG News Service パリ支局)
MySQL(スウェーデン)
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