マシンの記憶容量に余裕が無いというユーザの場合は、クラッシュしたセッションの保存数や、各セッションごとに追跡する閉じたウィンドウとタブの最大数を制限するオプションも用意されている。その他、セッション切り替え時に最近閉じたタブおよびウィンドウの履歴を保存するオプションも用意されているが、この機能は長期間使い続けていると便利さよりも煩わしさが上回ってくるものではなかろうか。こうした機能が必要となるのは、かなり規模の大きいプロジェクトを行うような場合だけであろうし、大概のケースにおいて、そうしたプロジェクトが終了した段階でOptions(オプション)ウィンドウのUndo Close(開き直す)タブにあるClear List(リストを削除する)をクリックすることになるはずだ。実際問題として、後々再使用したいタブやウィンドウがあれば、それらを登録しておくための専用セッションを作成して使い分けることになるだろう。
上級ユーザ向きの設定としては、セッション名のデフォルトフォーマットやセッション情報の保存先をAdvanced(詳細)タブにて変更することができる。このタブにはプライバシー保護の観点から、保存するセッションに暗号化を施すかのオプションも用意されている。ただしこのタブの説明文でも警告されているように、暗号化したセッションを開くことができるのはkey3.dbおよびcert8.dbファイルが共通するプロファイルのFirefoxユーザだけであり、その際にはマスタパスワードの確認が必要になることもある。
Session Managerの基本機能は、関連する複数のタブを1つのグループとしてブックマーク保存する操作を自動化し、その種の作業を手動で行う負担を解消してくれるという意味で、一種のブックマーク拡張ツールと捉えることも可能である。また意図せずFirefoxが閉じてしまった場合において、ブラウザの履歴機能を使って作業環境を復元するような手間を省いてくれるのも便利だ。Firefoxタブのヘビーユーザであれば、私と同様、この機能拡張を手放すことができなくなるだろう。
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Bruce Byfieldは、コンピュータジャーナリストとして活躍しており、Linux.com、IT Manager's Journalに定期的に寄稿している。
