AGPLv3は、今年6月に公開されたフリー・ソフトウェア・ライセンス規約「GNU General Public License version3」(GPLv3)をベースに、SaaS(Software as a Service)アプリケーションなど、ネットワークを介して提供されるソフトウェアにも対応する新しいライセンス条項が盛り込まれている。
FSFは、AGPLv3を公開することで、これまで規約により公開が義務づけられていなかったネットワーク・サーバ経由で提供されるソフトウェアのソースコードも、フリー・ソフトウェア・コミュニティに寄贈されるようになるとしている。
GPLは、開発者や利用者に対して、ソフトウェアのソースコードを自由に研究、複製、改変、再利用、共有、配布する権利を認めている。GPLの下で変更されたソース・コードを用いて開発されたソフトウェアの配布者は、ソースコードの公開が義務づけられるが、GPLv3では、ここ数年使用が増えているSaaSアプリケーションをカバーしていなかったため、改変されたソフトウェアのサービスは私的利用として扱われ、それらのソースコードが公開されないという事態が生じていた。
(Jeremy Kirk/IDG News Service ロンドン支局)
Free Software Foundation(FSF)
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