さて、Mozilla FirefoxではPreferencesペインからセキュリティ関係の設定をいくつか調節できるが、そのほかプライバシーとセキュリティに関する150以上のエクステンションも用意されている。それらは簡単にインストールでき、セットアップもさほど時間がかからない。中にはブラウザを再起動するだけで自動的に有効になるものもある。特に人気があって役に立つものを紹介しよう。
コンピュータを保護する最善策の1つはWebサイトのJavaScriptを無断で使うことをブラウザに禁ずることだ。JavaScriptは派手なWebサイトを開発する向きに好まれるが、疑うことを知らないコンピュータに悪さをする一法となっているのは周知の事実といってよい。 NoScript は、JavaScriptを使うサイトでスクリプトの実行前に必ず許可を求めるようにさせるエクステンションである。JavaScriptを多用するサイトがNoScriptによって読めなくなることもあるが、JavaScriptを許可するサイトを簡単に登録できるホワイトリスト機能があり、それを利用すればネットサーフィンが滞ることもない。
Torは、オンラインサーフィンにおける行動パターンを隠すために多くの人々に使われている。TorをFirefoxから利用可能にする FoxTor にはブラウザの偽装をいつでもオン/オフできる機能があり、ブラウジングセッション中ずっと匿名サーフィンを押し通さなくても済む。ただし、TorとPrivoxyを併用する必要がある。
ブラウザの履歴ログはよりスピーディなネットサーフィンを実現してくれる。だが、腕のいいハッカーは遠方からログを覗き見て、あなたがどこにいたか知ることができる。ブラウジングセッションを終えるたびにログ情報を削除するのは速度の面で難があるが、幸い別のやり方がある。データを削除するのではなく、 SafeHistory で隠せばよい。
