インターネットでは多くの人がスパム対策として使い捨てのその場限りのメールアドレスを使用している。スパムは一般にセキュリティ問題というよりも迷惑行為と捉えられているが、本当のアドレスよりも使い捨てのアドレスを使用した方が安全なことが間々ある(たとえば、メッセージフォーラムなど)。一時メールサービスはいくつかあって、その中のどれかを使うわけだが、Firefoxエクステンションの TrashMail.net は、このサービスを魅力的な選択肢としてくれる。
周囲の詮索好きな人の目から情報を守りたいことがある。たとえば、空港や喫茶店でネットサーフィンをしているとき、開いているタブのタイトルを通りすがりの人に見られる可能性がある。 Page Title Eraser は、ブラウザのタブに表示されるタイトルやアイコンを消すか、別の適当なテキストに置き換えることができる。
プライバシーを守るべく努力している人にとって、Webサイトを訪れている間に行動データ(どこをクリックしたか、ページをどれくらい見ていたか、等々)が収集されるのは何とか避けたいものである。このデータ収集はプロファイリングと呼ばれる。ビデオゲームのインストール方法に関する記事を読むのにどれほど時間をかけたかというようなデータをサイトが追跡記録しても別に害はないが、ネットサーフィンの行動パターンに関してWebサイトが何かを知る理由は特にないはずと誰もが感じている。それがマーケティングの目的に限ってのデータ収集であってもだ。
検索エンジンによるデータプロファイリングを阻止するためによく使われる多くのエクステンションやツールは情報を第三者から見えないようにすることでその機能を実現している。 TrackMeNot は、これと正反対のアプローチを取り、意外なるかな検索エンジンに大量の情報を送り付けて処理させる。無論、大部分は偽の情報であるため、検索活動は相変わらず外部から見えず、検索エンジンがそこから意味のあるデータを探り出すことにはならない。
以上、Firefoxのプライバシーとセキュリティに関するエクステンションを紹介したが、これはほんの一部に過ぎない。MozillaのWebサイトを訪れると、もっと多くのエクステンションを見つけることができる。こうしたツールはネットサーフィンをより安全なものにしてくれるが、絶対安全なツールなど存在しないことを肝に銘じていただきたい。有能なハッカーが頑張れば、あなたのシステムから情報を抜き取る方法をまだ見つけることができるだろう。一時たりとも注意を怠らぬよう。
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