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Goghを使って創造的に描く

2007年11月30日 10:39 Nathan-Willis(2007年11月21日(水)) 1 2
 Goghはペン入力デバイス向けに作られたとてもライトウェイトな描画プログラムだ。単純な造りだが、多くの機能と遊び心が盛り込まれている。

 Goghのパッケージは同プロジェクトのWebサイトからダウンロード可能で、最新リリースは0.1.2.1である。GoghはPythonで書かれているので、ソースコードtarballの展開と実行はコンピュータ上のどこででも行える。コンパイルもインストール作業も必要ない。ただし、PyGTK、PyXML、gnome-pythonはインストールしておく必要がある。いずれもありふれたPythonパッケージなので、使っているディストリビューションのパッケージ管理システムをあたればよい。

 Wacomタブレットのようなペン入力デバイスなしでも使えるが、その場合は描画できるものがかなり制限される。

早速使ってみよう

 動作要件を確認してGoghパッケージのダウンロードが済んだら、パッケージを展開し、コマンドラインから「./gogh &」と入力して実行する。

gogh_thumb.jpg
Gogh:メイン画面(左側)とすべての補助画面を表示したところ

 するとGoghのメイン画面である400x400ピクセルの真っ白なキャンバスが現れる。この画面の上部にはいくつかのツールとボタンが付いている。また、色選択、ブラシ選択、レイヤマネージャという3つの補助画面があり、これらの表示はトグル切り替えが可能だ。色選択画面は標準的なGTKの色選択ウィジェットになっていて、色相環のほか、HSV、RGB、HTML色コードによる選択もできる。

 Goghには5種のブラシがあらかじめ定義されている。3種類の“ペンシル”、ぼかしブラシ、そしてイレイサー(消しゴム)だ。ブラシ選択ではサイズ、不透明度、筆圧感度のすべてを調整でき、追加のカスタムブラシを好きなだけ定義できる。

 レイヤマネージャではワンクリックで新規レイヤの作成が可能で、並び替えや不透明度およびブレンドモードや操作がレイヤごとに行える。

 使い始めるにあたって知っておくべきことは以上だ。

 Goghのインターフェイスはシンプルさを意識したものになっているが、いくつかすばらしい機能も備わっている。まず、アンドゥ/リドゥ(取り消し/やり直し)の回数に制限がない。また、キャンバスは必要なだけ拡大、縮小、サイズ拡張が可能だ。さらにイレイサーブラシをWacomスタイラスのイレイサーにバインドすることもできる。

 描いた作品はレイヤ構造を残したまま.goshフォーマットで保存できる。あるいは平面化した形でJPEGまたはPNG形式へのエクスポートも行える。

最終更新:2008年01月30日 17:07