次なるステップ
Webサービスを手っとり早く開始する方法の1つは、実際に使ってみることだ。ここで紹介したオープンソースソフトウェアを使えば、大きな事前投資なしにWebサービステクノロジを試すことができる。開発者は、サンプルのWebサービスをスクラッチから構築してもよいし、リモート対応の既存ソフトウェアをWebサービスでラッピングして用意することも可能だ。こうしたアプローチは、大きなリスクを生むことなく、Webサービスの価値を短期間で実証してくれる。
結果的に、Webサービスは多くのメリットを組織にもたらす可能性がある。Webサービスを利用すれば、レガシー・アプリケーションのロジックをネットワーク上に公開でき、Webサービスがなければ分断されていたアプリケーション間でのデータ共有が可能になる。また、組織全体で共通して必要な機能やデータを共有することで、リソースも再利用できる。それぞれの組織がこうしたメリットを享受するには、どうすれば持てるインフラストラクチャの範囲内でWebサービスを最適な形で利用できるかを明確にする必要があるだろう。
Shawn Hermansはグローバルな技術コンサルティング会社、米Booz Allen HamiltonでITのエキスパートとして活躍。Webサービス、サービス指向アーキテクチャ、ネットワーク移行、情報セキュリティ、データ戦略に関する専門知識を提供。
