3年ほど前データベースの開発が容易になるツールとして紹介したGambasの最新版Gambas 2.0が、近々リリースされる。そこで、最新版が持っている便利な機能の一つ、グラフ機能を紹介しよう。
まず、Gambasの最新版をダウンロードしインストールする。起動はコマンドラインから。コマンドはgambas2だ。起動したGambas 2.0のツールボックスを見ると、Containerセクションに、この版から導入された新しいオブジェクトDrawingAreaがある。新しいフォームを作って、このDrawingAreaオブジェクトを挿入する。新しいGUIのスナップショットを用意したので、参考にして欲しい。
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| Gambas Development GUI |
ここで、DrawingAreaオブジェクトのプロパティーを一部設定しておく必要がある。オブジェクトを右クリックしPropertiesを選ぶ。あるいは、F4キーを押す。プロパティーが表示されたら、その一つCachedをTrueにする。こうしないと、グラフを作ってもオブジェクトには何も表示されないのだ。なお、ここでグラフの背景色を設定しておいてもよい。場所はBackgroundセクション。色はSystemタブ(あらかじめGambasが用意した色の中から選択)またはFreeタブ(自分で色を作成する)で指定する。
以上で、グラフを作成する準備が整った。新しいフォームをダブルクリックすると、コード・エディターが開く。ここにサブルーチンを書いていくのだが、次に示すForm_Openの骨格はあらかじめ用意されている。
PUBLIC SUB Form_Open() draw_chart() END SUB draw_chart() END
まず、draw_chartの骨格を作ろう。冒頭でDrawingAreaオブジェクトを初期化し、
DrawingArea1.Clear draw.Begin(DrawingArea1)
(データを描画し)、最後に描画セッションを終了する。
draw.End
これにグラフのX軸とY軸の描画を加え、実行可能なサブルーチンにすると、次のようになる。
SUB draw_chart() 'Define the variables that we'll need DIM origin_x AS Integer DIM origin_y AS Integer DIM max_x AS Integer DIM max_y AS Integer DIM x_string AS String DIM y_string AS String 'Initialize the DrawingArea object DrawingArea1.Clear draw.Begin(DrawingArea1) 'Set the text that we're going to use for the axis titles x_string = "Value" y_string = "Date" 'Define the origin for the chart origin_x = Len(x_string) * 10 origin_y = DrawingArea1.ClientHeight - 30 'Define the length or each axis max_x = DrawingArea1.Width max_y = DrawingArea1.Height * -1 'Draw each axis draw.Line(origin_x, origin_y, max_x, origin_y) draw.Line(origin_x, origin_y, origin_x, max_y) 'Finish with the DrawingArea object draw.End END
ここでオブジェクトを実行すると、画面に水平線と垂直線が描かれるはずだ。
