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Joomla!の生産性を向上させる各種の機能拡張

2007年12月28日 10:06 Razvan-T.-Coloja(2007年12月24日(月)) 1 2 3

フォーラムおよびマルチメディア関連の機能

 クリック数を増やしてコミュニティ形成を促進させるための次善の方策は、フォーラムコンポーネントをインストールしておくことである。広範に用いられているフォーラムソリューションと言えば Simple Machine Forums Invision Power Board だが、Joomla!の場合はこれらを Joomla! SMF Forum Component などのJoomla!用ブリッジと組み合わせるのが一般的である。この場合のブリッジとは、ポータルとフォーラムで使用するデータベースを共通化させるためのもので、これによりアカウントを個別管理する負担を解消することができる。ただしJoomla!用のブリッジについては、初心者ユーザがインストールするのに難があるかもしれない。そうした場合の代替策としては、 Fireboard Forum を試してみてもいいだろう。こちらのインストールは非常に簡単であり、各種用途におけるJoomla!との親和性も高く、完成度の高いテンプレートやフォーラム用プラグインもいくつか付属している。特にテンプレートシステムについては、SMFをベースにしているための類似性が高いことが評価できる。もっとも専用のフォーラムシステム程の細かい設定は行えないので、使うとすれば中小規模のポータルが最適のはずだ。

 こうしたコンポーネントを利用すれば一般的なポータルで必要とされる大半の機能は揃うはずだが、マルチメディア系ファイルのサポートまでも視野に入れる場合はどうすればいいのだろうか?  そうした要望に関しては AllVideos Plugin を利用すると、ほぼ全種類のビデオファイルをコンテンツ中に取り込むことが可能になるだけでなく、その表示法までも指定することができるようになる。基本的な使用法としては、表示させたいものがYouTubeビデオであれば「{youtube}Video_ID{/youtube}」という構文での指定をコンテンツ中に記述しておくだけである。表示させる縦横サイズは、Joomla!バックエンドにおけるMambot設定として指定しておく。YouTubeの他、AllVideosでサポートされているビデオサービスは、Yahoo! Video、Google Videos、Vimeo、Metacafe、MySpace、MyVideo.de、iFilm、Jumpcutなどである。さらに、ローカルファイルとして用意した、AVI、MPEG、MOV、FLV、MP3、WMV、WMA、MP4、RM、RAMフォーマットの再生にも対応しており、その場合は「{avi}filename_without_extension{/avi}」といった形式のタグを記述すればいい。

 本稿で紹介したように、バックアップシステム、テキストエディタ、イメージ処理用プラグインなど、Joomla!には非常に多数の機能拡張が整備されており、各サイトの運用目的に則したCMSにカスタマイズすることができるようになっている。よって自分の実現したい要望が、写真サイトに投稿されたイメージ用のギャラリであれ、オンライン形態の営業目録で利用するディレクトリインデックスであれ、まず最初に行うべきはJoomla!の機能拡張ディレクトリを当たって、そうした要望を満たしてくれる機能拡張が無いかを探すことのはずである。

Linux.comでは毎週月曜日に、機能拡張、プラグイン、アドオンに関する新着記事を掲載している。自分で使用して便利だと感じたツールについて、その機能や操作上のヒントなどを1,000ワード以内にまとめた記事を投稿していただければ、採用された方にはもれなく100ドルをお支払いする(なお、既に同じテーマが最近取り上げられていたり掲載予定になっている可能性もあるので、事前に確認のメールを送って頂きたい)。

Razvan T. Colojaは、ルーマニアの雑誌エディタを務める傍ら、ルーマニア語のLinux/OSSポータルコミュニティサイトであるwww.mylro.orgにも管理者兼エディタの1人として参加している。同氏の執筆するLinuxおよびIT関連の記事は、これまでに150本以上がオンラインおよび通常形態の雑誌に掲載されている。

Linux.com 原文

最終更新:2008年02月27日 17:07
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