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入手しても大概は役立たない8つのFirefox機能拡張

2008年01月07日 09:43 Lisa-Hoover(2007年12月31日(月))
 FirefoxというWebブラウザのコミュニティでは、インターネットを楽しくかつ効率よくサーフィンできるようにする目的で、膨大な数の機能拡張が作成されている。実際こうした機能拡張の大半は有用なものだが、本稿で紹介するように、中には箸にも棒にもかからない性質のものも存在しているものである。

 National Novel Writing Month(NaNoWriMo)というプロジェクトでは、わずか30日間で5万単語の小説を書き上げることをその目的に掲げている。こうした困難な目標を遂行するにあたって、各自の作業がどれだけ遅延しているかを随時チェックできないと不便であろうということで開発されたのが Nanowrimo Meter である。文筆家にとって自分の原稿の遅れ具合などは、記憶領域の片隅から追い出したい最優先事項のはずだからだ。もちろん、2日もあれば11,554単語程度の説得力溢れる文章を軽く書き下せるという力量の執筆者であれば、こうしたものは必要としないだろう。そうした文章力を有す心当たりのある方は、本サイトへの投稿を是非ともご検討して頂きたい。

 私も強度のコンピュータオタク連中にリート語(ハッカー語)でメッセージを送った経験のある人間なので(そういう友人がいるのはご内密に)、 Leet Key 機能拡張に興味を引かれた1人である。キーボードに入力する文字を片っ端からリート語に自動変換するという発想は買うにしても、この機能拡張の仕様はやりすぎの極みに達しており、真っ当なユーザであれば最初からダウンロードしない方が無難であろう。当然ながら、こうした機能拡張の存在そのものを他人に口外しない方が身のためである(\/\/0u|dn'7 y0u 46r33?=Wouldn't you agree?)。

 Emurse.comは、求職者による履歴書作成を支援するためのWebサイトである。そしてこうしたEmurseユーザ向けに開発された Emurse.com Resume Quick Send という機能拡張が存在しているのだが、これは任意のメールリンクを右クリックして“Send Resume via Emurse.com”を選択することで、気が向いたときに将来の雇用主に宛てた履歴書送信を可能にするという仕様になっている。正直このプロセスについては本質的な突っ込み所が多すぎて、どこから手をつけたらよいか分からないくらいだ。なにしろEmurseは、雇用者側による指定外のフォーマットで履歴書を送信する場合や、ヘッダやフッタに広告が混入する場合があるだけでなく、何よりも技術的な問題その他の障害によって、送信した履歴書が人事課に正しく到達するとは限らないからである。何らかのトラブルで採用担当者の手元に同一人物からの履歴書が17通も送信されてきたら、まず確実にブラックリスト送りにされるだろう。履歴書の作成サービス自身は有用なものであるとしても、この機能拡張には手を出さない方が賢明なはずだ。

 占星術のお告げに従い水星が逆行期に入るまではインターネットでブラウジングはしないというタイプの人間でなければ、AstroligicNet.comの AstrologicNet 機能拡張を使って、タロットやおみくじ入りクッキーによる占いを毎日行うこともないだろう。こうした神のお告げでなくとも、何らかの情報が授けられなくては毎日の行動を決められないという場合は、国土安全保障省の発表する信頼性抜群な危険度レベルを常時チェックする US Department of Homeland Insecurity Idiocy Level という機能拡張が役立つかもしれない。

 以前に私は Homepage Randomizer という機能拡張を試してみようかと考えたことがあったのだが、すべては私の心得違いであったことをここに懺悔しなければならない。ブラウジングセッションにおけるホームページとは、最初か最後に必ずアクセスするスタートページという意味合いだったのだ。インターネットを介した日々の情報収集に疲れた人間が骨休めに訪れたいと思うのは、NetvibesやiGoogleなどの内容が固定されたページであったのだ。少なくとも私自身は、ブラウザに設定したホームページへのアクセスリンクをクリックすれば、自分の期待通りのサイトにジャンプしてもらいたかったのだ。いやいや、そうした世迷い言に取り憑かれているのは私だけなのかもしれない……。

 私もブラウジング作業においてカスタマイズできる部分は可能な限りルック&フィールを変更するタイプの1人であるが、物事にはやりすぎという状態がある。 Google Icon などはその典型例だろう。必要な情報を読み捨てるだけでしかないGoogleの検索結果ページにおいて、わざわざ表示アイコンを変更する必要性がどれ程あるというのだ?

  Grocery List Generator は、食材のストックを管理して、食料品店に買い出しに行く際のショッピングリストを作成するための機能拡張である。そうした名目で作られている以上、同等の機能を果たすその他の選択肢にはない実用的な機能が多数実装されているはずだと期待したとしても、それは私の罪ではないはずだ。確かに、食材のリストを入力してプリントアウトするという機能は設けられている。だが少なくとも私は、今後も古式ゆかしい方式で食材管理をしていくことにするだろう。

 コメディアンのTom Greenのファンであれば、同氏が運営するWebサイトTomGreen.comの活動状況をチェックする機能拡張を気に入るかもしれない。Tom Greenファンという人々は同氏の活動を秒単位で追跡しないと落ち着かないという熱狂性を有しているものなのかもしれないが、幸か不幸か私にはそれを尋ねるべき知り合いが近場に存在しないのである。自分はそうしたファンの1人であるというユーザは、私の見つけた機能拡張を大いに活用してもらえばいいだろう。自分はTom Greenその人だという場合は、先の説明は一切合切忘れて頂きたい。

Linux.comでは毎週月曜日に、機能拡張、プラグイン、アドオンに関する新着記事を掲載している。自分で使用して便利だと感じたツールについて、その機能や操作上のヒントなどを1,000ワード以内にまとめた記事を投稿していただければ、採用された方にはもれなく100ドルをお支払いする(なお、既に同じテーマが最近取り上げられていたり掲載予定になっている可能性もあるので、事前に確認のメールを送って頂きたい)。

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最終更新:2008年03月08日 17:07