まとめ
今回のテストでは、ハードディスク2台を搭載したLinuxデスクトップの性能について大きな向上が見られた。性能の向上はビデオ編集などの一部の分野では特に顕著だった。そのため、頻繁に大量のデータの保存/読み込みを行なう必要がある場合には、あと少しだけハードウェアに追加の投資をしてRAIDを構成することにはメリットがあると言えるだろう。ただしその場合、アレイにはまったく同じハードディスクを使用することを強くお勧めする――次回のアップグレードや新しいデスクトップコンピュータの購入の際には、ハードディスクを1台ではなく2台注文しよう。
構成を決める際には、いくつかの点を考慮する必要がある。例えばデータが貴重なものである場合には、ストライピングにするのを考え直した方が良いかもしれない。RAID 0では、ディスクがどちらか1台でも故障すればデータが失われるので、ハードディスク1台を使用した場合よりも信頼性が低い。そのためストライピングを利用したいという場合には頻繁なバックアップを必ずするようにしよう。とは言え、ストライピングとミラーリングを混ぜ合わせることも可能なので、例えばオペレーティングシステムとユーザディレクトリのほとんどはミラーリングにしておいて、速度を重視する一時的な作業用のフォルダをストライピングにすることなどができるだろう。
Simon Kaczorはバージニア州ロアノーク在住のソフトウェア開発者。バージョン0.99以来の熱烈なLinuxファン。
