その他のKIOスレーブ
文字通り何十とあるKIOスレーブの中から、使えそうなものをいくつか紹介しよう。
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about:/今使っているアプリケーションに関する情報を表示する。通常、Aboutヘルプウィンドウと同じ情報が得られる。 -
applications:/、programs:/Applicationsメニューを表示する。システムメニューで得られるメニューの拡大版。プログラムをクリックすると、そのプログラムが起動する。 -
audiocd:/変換されたトラックを、利用可能な形式ごとにディレクトリーに分類して表示する。CDのリッピングにきわめて有用。特定の形式の歌が必要なときは、その歌を対応するディレクトリーにコピーするだけ。形式はKIOスレーブが変換してくれる。同様に、videodvd:/でDVDビデオにアクセスすることができる。 -
file:/directoryName指定されたディレクトリーの内容を表示する。使用頻度ではおそらくトップクラスだが、その役割についてはほとんど知られていない。これと同種のプロトコルが2つある。home:/はホーム・ディレクトリーを、trash:/はゴミ箱を表示する。 -
fish://aRemotePCSSHを介してリモートPCのディレクトリーにアクセスする。ftp://someUrlも同じ機能だが、こちらはFTPプロトコルが使われる。 -
fonts:/フォントとシステムワイドのフォントを2つのディレクトリーに分けて表示する。今使っているコンピューターからフォントを削除するといった基本的なフォント管理ができる。 -
help:/applicationName、info:/applicationName、man:/applicationNameいずれも、アプリケーションに関する情報が得られる。 -
http://someUrl、https://someSecureUrlWebを閲覧する。使用頻度はトップクラス。 -
lan://"Network Neighborhood"に関する情報を表示する。 -
news://Webページ上のニュース・リンクをクリックしたときに動作するKIOスレーブ。ニュース・フィードを購読できる。 -
print:/印刷サブシステムにアクセスする。Classes、Jobs、Manager、Printers、Specialsというフォルダーがある。Specialsフォルダーでは、ファックス送信やPDFファイル作成などの操作が可能。 -
settings:/KControlモジュールにアクセスする。一部の構成設定が変更可能。 -
smb://aWindowsDirectorySambaを介してリモートWindowsの共有にアクセスする。 -
sysinfo:/コンピューターに関するデータを全画面を使って表示する。 -
tar:/someTarredFile、zip:/someZippedFiletarファイルまたはzipファイルの内容を表示する。含まれているファイルをほかのディレクトリーにコピーするだけで、そのファイルを展開することができる。
ほとんどのKIOスレーブはフォルダーとファイルの一覧を表示し、手元のコンピューター上にあるファイルのように閲覧することができる。プロトコルが違っても使い方は同じ。KIOスレーブのお陰で、1つのアプリケーションをいろいろな目的に使える。
KIOスレーブを活用すればKDEとLinuxを使いこなし、コンピューターを今まで以上に活用できるようになるだろう。
Federico Kereki ウルグアイのシステム・エンジニア。20年以上に渡ってシステム開発に携わるかたわら、コンサルティングや大学での指導を続けている。
