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Sambaの設定にSWATを利用する

2008年02月05日 10:41 Federico-Kereki(2008年1月31日(木)) 1 2 3

SWATの使い方

swat_thumb.png
SWAT

 SWATは、「/etc/samba/smb.conf」ファイルに記された設定を書き換え、必要に応じてSambaを再起動することで動作する。ただし、SWATはこのファイルの書き換え時にすべてのコメントを消去する。設定ファイルをドキュメント代わりに使っているシステム管理者にとっては厄介な仕様だ。また、サポートされていないパラメータは削除され、デフォルト値を持つパラメータは無視され、パラメータの順序も変更されるため、丹念に作り上げたせっかくの設定ファイルはSWATの実行によって素っ気ないものに変わってしまう。

 SWATを利用するには、ブラウザを開いて「http://127.0.0.1:901」にアクセスする。このホームページからはマニュアルページのほか、一部の解説書など、Samba向けのドキュメントも参照できる。ただし、後者を参照するにはsamba-doc追加パッケージのインストールが必要になる。

 以下に、SWATに用意されているその他のページの一覧と利用可能な機能を挙げておく。

  • Globals(全般):「smb.conf」ファイル内のグローバルパラメータを参照する。重要なオプションだけが表示されるBasic(基本)と、利用可能なすべてのパラメータが表示されるAdvanced(詳細)の2つの表示レベルが用意されている。レベルの選択は対応するボタンのクリックによって行う。また、「Help」のリンクをクリックするとそれぞれのパラメータの具体的なヘルプ情報が得られる。何らかの編集を行ったあとで、その内容を保存するには「Commit Changes(変更の確定)」を、元の「smb.conf」ファイルの内容に戻すには「Reset Values(値のリセット)」をクリックする。

  • Shares(共有フォルダ):共有フォルダの作成、編集、解除を行う。既存の共有フォルダを編集するには、コンボボックスからそのフォルダを選択して「Choose Share(共有フォルダの選択)」をクリックする。同様に、削除の場合は「Delete Share(共有フォルダの削除)」をクリックする。共有フォルダの追加または編集時には、「Basic」レベルと「Advanced」レベルのどちらでも名前、パス、アクセスが有効および無効なユーザ、読み取り専用か書き込み可能かなど、複数のパラメータを指定できる。ただし、ページを切り替える前に「Commit Changes」(または「Reset Values」)を忘れずにクリックすること。さもないと、せっかくの作業が無駄になってしまう。

  • Printers(プリンタ):対象がプリンタであることを除き、「Shares」と同様。

  • Wizard(ウィザード):サーバの設定がすばやく行える。スタンドアロンサーバ、ドメインコントローラドメインメンバのいずれかを選択できる。Windows Internet Name Service(WINS)との連携方法、またホームディレクトリを公開するかどうかも指定する必要がある。「Rewrite smb.conf(smb.confの書き換え)」または「Commit(確定)」をクリックして設定を保存すると、基本的なSambaサーバが起動するが、その他のオプションを使ってさらに調整を行うことも可能だ。

  • Status(ステータス):実行中のサービスを表示する。通常はsmbd(Sambaデーモンそのもの)とnmbd(NetBIOSネームサーバをサポートするデーモン)だが、場合によってはWinbind(LinuxマシンをWindowsドメインのメンバーにできる)も含まれる。アクティブな接続(必要に応じてkillできる)、アクティブな共有フォルダ、開いているファイルの一覧も表示される。「Auto Refresh(自動更新)」をクリックすると、何秒かおき(デフォルトは30秒)に表示内容が更新される。

  • View(表示):設定ファイルの現在の内容が表示される。「View」ボタンのクリックによって、通常(デフォルトでない属性だけを表示する最小表示)または完全(利用可能なすべてのパラメータ)の2つの表示モードを切り替えることができる。

  • Password(パスワード):ローカルのSambaユーザの作成、削除、有効化、無効化、またローカルおよびリモートサーバ用のパスワードの変更が行える。

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最終更新:2009年11月12日 15:24