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LSBの最新リリースは、引き続き共通の未来を目指す

2008年02月29日 11:49 Federico-Kereki(2008年2月26日(火)) 1 2
 Linux Standard Base(LSB)プロジェクトの目的は、ディストリビューション間でオペレーティングシステム実装に微妙な違いがあっても、そのためにアプリケーション動作に支障をきたすという事態をなくすことにある。先月リリースされたLSB 3.2もこの目的を追いつづけていて、互換性をさらに高めるとともに、マルチメディアとスクリプト言語に新しい標準を取り入れている。

 もともとLSBプロジェクトは、どのベンダにも偏らない動作環境、ライブラリ、フォーマット、その他のシステムソフトウェアを提供することを目指していた。つまり、ここで動作するプログラムなら、同じ標準のもとでコンパイルされたどのディストリビューションでも動作するということである。

 このプロジェクトは1998年に誕生し、2001年の中頃にLSB 1.0をリリースしている。2004年にバージョン2.0、2005年に3.0を出した。最新のバージョンは3.2であり、先月リリースされた。2005年には国際標準(ISO 23360)にもなっており、重要性と存在意義が高まった。今年中にはバージョン4.0が出ることになっていて、2010年まではこれが使われる。

lsb_logo.gif
LSBのロゴ

 現在、主要ディストリビューションのほとんどはLSBに準拠しており、それぞれの最新バージョンは認定済み(か認定中)であり、「LSB Certified」商標とロゴを使用する権利を得ている。具体名を記すと、アルファベット順にAsianux(Server 3.0)、Debian(Etch)、Mandriva(2007)、Novell(SUSE Linux Enterprise 10とopenSUSE 10.2。10.3はまだ)、Red Hat(Enterprise Linux 5)、Ubuntu(Dapper)、Xandros(Server 1.0)となる。もちろん、LSB 3.2が出たばかりとあって、どのディストリビューションも認定はバージョン3.1までだが、今後数ヶ月のうちに、最新標準のもとで認定(もしくは再認定)されるディストリビューションが増えていくだろう。主要ディストリビューションのうち前記リストに名前がないのは、FedoraとFreespire/Linspireである。

最終更新:2008年04月30日 17:07