インスタントメッセージング(IM:Instant Messaging)の機能を使えば、オンライン状態の人々とリアルタイムでメッセージのやりとりができる。多くのLinuxユーザは Pidgin (以前のGaim)か Kopete を利用している。どちらも複数のIMプロトコルに対応したアプリケーションだ。ここでは、これらの定番に対する3つの代替ソフトを紹介する。いずれも主要なIMプロトコルの1つに注力したもので、それぞれにすばらしいオプションが用意されている。
Jabber向けのGajim
Gajim はPyGTKとGTK+で書かれたライトウェイトなインスタントメッセージングアプリケーションで、メッセージングプロトコルJabberを用いている。このソフトの強みは、シンプルで動きの軽いユーザインタフェースに豊富なオプションが埋め込まれている点にある。
GajimのメインインタフェースはPidginのものに似ており、バディ(友人)リストがグループに分かれている。Jabber上ではGoogle Talkが動作するので、Gajimを使ってGoogle Talkにサインオンできる。そのためには新しいアカウントを作り、Gmailのユーザ名とパスワードを入力して、「Server」欄に“gmail.com”と入力するだけでよい。個人情報の編集やアバターの追加は、「Edit」→「Profile/Avatar」メニューから行える。そのほか、アプリケーションを閉じる際のシステムトレイへの最小化アイコンの追加、ステータスによる連絡先の並べ替え、名簿上での各連絡先のアバター表示、アイコンセットおよびテーマの変更、といった設定項目が用意されている。テーマの色やフォントの編集、11種類ある顔文字の選択も可能だ。メッセージ受信などのイベント発生時には、音を鳴らしたりポップアップ通知を出すことができる。ファイル転送や、新たなGmailメッセージ受信時の通知にも対応している。これらの機能に満足できなければ、高度な設定エディタを使ってさらに調整を加えることもできる。さらに、プライバシーが気になるなら、名簿上を右クリックするだけで連絡先に対するOpenPGPキーの割り当てが可能だ。
