MSN向けのKMess
Windows Live Messenger(以前のMSN Messenger)を使っている友人とチャットする必要がある場合は、 KMess をインストールすることになるだろう。KMessはQtツールキットを使って書かれており、完全にKDE内に統合されている。Gajim同様、KMessもメール通知、ユーザ間のファイル転送、顔文字テーマといった機能を備えている。また、誰かから連絡が来たときにポップアップメッセージを表示することもできる。メインウィンドウ内のアバター画像をクリックすると、メイン設定ダイアログが開き、デフォルトのログインステータスへの画像表示、フォントサイズの変更、顔文字テーマの選択、カスタムテーマのインストール、チャットスタイルの選択など、さまざまな設定が行える。また、GajimにはなくてKMessにある機能が1つある。ユーザが現在聴いている曲のタイトルを表示できるというものだ。その反面、KMessにはプラグインがない。
まとめ
多くのLinuxユーザがPidginやKopeteを好むのは、一度に複数のプロトコルに接続できるからだけではなく、開発が意欲的に行われているからでもある。しかし、Gajim、Gyach Enhanced、KMessはいずれも、これらの定番を置き換えるに値するソフトである。ほかにもLinux用の興味深いIMアプリケーションとして、 Gabber 、 Psi 、 Jabbin 、 Fama IM (以上4件はJabberプロトコル向け)、 Mercury Messenger 、 aMSN 、 emesene (以上3件はMSN向け)などがある。また、AOLを利用している人は naim を試すとよいだろう。
Razvan T. Colojaは通常の雑誌およびオンラインマガジンに150本を超えるLinuxおよびIT関連の記事を寄稿している。ルーマニアの雑誌のエディタを務め、ルーマニア語のLinux/OSSポータルおよびコミュニティサイトwww.mylro.orgの管理者兼エディタでもある。
