また、Gmailアカウント用の通知を作成することもできる。「Notifications」ウィンドウの「Add」ボタンをクリックして「Name」フィールドに「Gmail」と入力する。「Watch Type」ドロップダウンリストで今度は「Email」を選択する。さらに「Refresh Interval」の値を指定して「Gmail」ラジオボタンを選択する。ユーザ名とパスワードの各フィールドの入力を終えたら、「Add」ボタンをクリックすればよい。また、POP3やIMAPアカウントの監視も可能だ。その場合は、「Gmail」の代わりに「POP3」か「IMAP」のラジオボタンを選択する。続いて、ユーザ名とパスワードと共にホストの情報を入力する必要がある。また、アカウントでSSLの使用設定をしている場合には「Use SSL(SSLを使用)」チェックボックスをオンにしておくとよい。「Add」ボタンをクリックすれば、通知の設定は完了だ。
同様に、「Watch Type」ドロップダウンリストで「Files(ファイル)」や「Folders(フォルダ)」を選択することにより、ファイルやフォルダのウォッチを設定することができる。その場合は「File」または「Folder」のラジオボタンを選択し、監視するファイルまたはフォルダを指定する。
Spectoによる特定のウォッチの監視を一時的に止めるには、「Notifications」ウィンドウの該当するウォッチの左側にある「Active(有効)」チェックボックスをオフにすればよい。また、ウォッチの設定を編集したければ、そのウォッチを選択したうえで画面右下の「Edit(編集)」ボタンをクリックする。設定したウォッチの全リストは、「~/.specto/watches.list」ファイルに保存されている。ところが驚くべきことに、電子メールのウォッチを設定すると、そのアカウントのユーザ名とパスワードまでもがこのプレーンテキストファイルに記載されてしまうので、注意が必要だ。
このセキュリティ上の欠陥に目をつぶれば、SpectoはWikiページやブログ投稿を監視して自分のコメントに回答が付いてないかチェックしたい、あるいはフォーラムへの登録やメール通知の申請を行わずにフォーラムのスレッドを監視したいという人にとって理想的なツールだ。また情報を逃さないように、プロジェクトの変更履歴、またはバグやニュースのページをチェックするウォッチを設定することもできる。
Shashank Sharmaは専らフリー/オープンソースソフトウェアの初心者向け記事を執筆する傍ら、Linux.comフォーラム掲示板の管理人も務める。『Beginning Fedora』(Apress刊)の共著者でもある。
