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Restore――専用サーバでの運用を前提としたバックアップツール

2008年04月01日 11:03 Susan-Linton(2008年2月19日(火)) 1 2 3
 デスクトップ環境のバックアップがおろそかになる理由の第一位は、適切なソリューションが無いといったところだろう。実際、万人のニーズを満たせるほど設定範囲の広いバックアップ方法は、なかなか見つからないものである。そうした中でも、企業ユーザやデータセンタを対象とした Restore というバックアップ用アプリケーションは1つの有力な候補であり、これはWindows、Mac OS X、Unix/Linuxシステムを対象として利用することができる。このツールはGPLv2ライセンスの適用下で自由に使用でき、Debian/Ubuntuパッケージ群、仮想マシンアプライアンス、455MBサイズのインストール対応ライブCDという3つの形態で公開されているので、必要な形式のものをダウンロードすればいい。
現行で利用可能なバージョン
 Restoreというソフトウェアには2つのバージョンが存在している。その1つEnterprise Editionは、システム管理者が1人存在してワークステーションおよびサーバ群のバックアップを単一のバックアップ用サーバに対して行うという、通常のIT環境を想定したものである。もう1つのData Centerバージョンが想定しているのは、多数のユーザ(クライアント)および二次ユーザを抱えるユーザ(リセラーと呼称)の利用するホスティングプロバイダである。これら2つのバージョンでは、ユーザ設定画面を始めとして各種の相違点は存在するものの、プロセスの大部分は共通している。また将来バージョンとしてSmall/Medium BusinessおよびPersonal(ホーム)用Editionの提供も予定されているとのことだ。

 本稿の執筆にあたってはインストール対応ライブCD版をダウンロードしたが、これによりRestoreバックアップユーティリティを同梱したオペレーティングシステム一式が正常に起動することを確認している。同OSはUbuntuをベースにXfceデスクトップを用いた構成になっており、ハードドライブへのインストールに関してはUbuntuにてお馴染みのインストーラを介して行うことができる。

 Restoreはブラウザ形式のインタフェースで操作するようになっており、インターネットなどのネットワークを介した利用が行える。この管理インタフェースは洗練された作りとなっており、実際の操作も機敏に反応してくれる。

最終更新:2008年06月01日 17:07