まとめ
仮想化アプライアンスを実行してみたくなったら、ほぼどんなオープンソースアプリケーションについてもLinuxおよびBSD系ディストリビューションで使える仮想アプライアンスがいくつか見つかるはずだ。アプライアンスのバリエーションや数は、その実行に用いる仮想化ソフトウェアによって異なる。仮想化ソフトウェアとしてはVMwareが最も普及しているが、VirtualBoxやXenもすぐ後ろを追っている。大きく差をつけられているように見える4番手のQEMUだが、主としてこちらはプロセッサエミュレーションの能力を重視する人々の間で普及している。
また、特定の仮想化ソフトウェアに頼ることなく、さまざまな仮想化プラットフォームで動作するアプライアンスをプラットフォーム別の、またはどのプラットフォームでも共通して使えるリリースとして提供している開発元もいくらか存在する。
プラットフォームを切り替えるための仮想アプライアンスの変換は、まだ先行き不透明な領域だ。とはいえ、一部の仮想化ソフトウェアベンダは、ベンダに依存しないアプライアンスの開発に役立つオープン仕様の完成に向けて取り組みを進めている。そうした活動が実を結ぶまでは、使っている仮想化ソフトウェア用のアプライアンスを探し求めてインターネットをさまようことになるだろう。では、あなたにぴったりのアプライアンスが見つかることを祈っている。
