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Web会議ソリューションとしての高い将来性を期待させるOpen Source版Dimdim

2008年06月20日 11:09 Mayank-Sharma(2008年6月13日(金)) 1 2 3 4
 Web会議用のソリューションと言えばWebExやGoToMeetingなどのサービスが知られているが、本稿で紹介するDimdimはそうしたWeb会議の開催に必要となる機能を一通り取り揃えたソフトウェアである。現行のDimdimについては、機能が限定されたWebベースのFreeバージョン、年間料金制で機能制限のないEnterpriseバージョン、Open Source Community Editionという名称でEnterpriseをベースにクローン化したバージョンという3つのタイプが存在し、最後のバージョンはユーザ各自のネットワークにてホストすることができる。今回私がテストしたのはOpen Source版であり、イントラネットおよびインターネットの双方の環境にてWeb会議をホストしてみたが、ベータリリースである点を差し引くならばかなり高い完成度に到達していると評していいだろう。

 Open Source版Dimdimの開発は、ストリーミングメディアサーバ用のRed5、Webサーバ用のlighttpd、Webアプリケーションフレームワーク用のCherryPyといったオープンソース系コンポーネントの組み合わせで行われている。現行の最新バージョンは、プラットフォームに依存しないVMwareの仮想アプライアンスおよび、CentOS 4.5にて動作するよう調整されたネイティブのLinuxインストーラのいずれかを入手できる。このうちCentOSという指定はサーバディストリビューションにとって適した選択なのかもしれないが、使用可能なLinuxディストリビューションを限定するのは潜在的なユーザの多くを遠ざけているのではなかろうか。もう一方の仮想アプライアンスに関しては導入する際の障壁は低いものの、圧縮後のダウンロードサイズが1.3GBを越えているのがネックと言えるだろう。

dimdim1_thumb.png
Dimdim

 入手したアプライアンスを実行するにはVMware Playerを別途ダウンロードしておかなくてはならない。なお同アプライアンスはDHCP経由でのアドレス取得を行うよう設計されているので、静的アドレスを指定したいユーザは、オンライン公開されているREADMEファイルにてそうした場合のログイン手順を確認して頂きたい。またこのオンラインドキュメントには、Dimdimの仮想アプライアンスに電子メール設定を施すためのガイドも掲載されている。こうした機能はWeb会議の開催案内を通知する際に重宝するはずだ。起動後のDimdimについては、特別なツールやアプリケーションを介することなくセッションを開始できるようになっており、後はWebブラウザ(推奨されるのはFirefox)さえ手元にあればWeb会議の開催および参加をすることができる。

最終更新:2008年08月20日 17:07