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Geditプラグインあれこれ

2008年06月26日 11:53 Bruce-Byfield(2008年6月23日(月)) 1 2 3
 ディストリビューションをあれこれ渡り歩いていると、GNOMEのテキストエディタGeditがどのシステムでも同じとはかぎらないことに気づく。たとえば、DebianのGeditは比較的単純なテキストエディタだが、Ubuntuに行くと、Debianユーザにとっては「目から鱗」ものの多機能エディタに変身する。この違いは、個々のディストリビューションがデフォルトでGeditに詰め込み、有効化しているプラグインの数々に由来する。プラグイン1つ1つによる変更はわずかでも、それを10個以上も取り入れると、コードを書くにせよプレーンテキストを書くにせよ、これがほんとうにGeditかと思うほど大きく変化する。

 Geditプラグインのなかには、Geditに標準で組み込まれている(ただしデフォルトで有効化されているとはかぎらない)ものもあるし、Gedit-Pluginsパッケージの形でディストリビューションに付随するものもある。さらに、非公式のプラグインとして提供されていて、個々に自ホームディレクトリの~/.gnome2/gedit/pluginsディレクトリに追加しなければならないものもある。

 どの方法で入手したGeditプラグインであれ、使用するためには、まず編集 → 設定 → プラグインでそれを有効化し、Geditを再起動しなければならない。編集ウィンドウを変化させる種類のプラグインはすぐに目に見えるが、探さなければ見つからない種類のプラグインもある。編集メニューとツールメニューが最も見つけやすい場所だが、表示メニューのオプションを1つ1つ探していかないと見つからないものもある。

インタフェースの変更と挿入リスト

 最も目につきやすいのは、インタフェース強化のプラグインだろう。「Pythonコンソール」はGeditをPython開発環境に変身させ、「埋め込み式の端末」はGNOMEターミナルのインスタンスを――すべての変更ともども――Geditに追加する。どちらのプラグインもボトムペインにタブを追加するので、すぐにそれとわかる。

 サイドペインにタブを追加するプラグインもある。「ファイル参照ペイン」は、多少窮屈ながら十分に使い物になるディレクトリツリーをサイドペインに追加し、「文字マップ」は言語選択と特殊文字テーブルをサイドペインに詰め込む(テーブルは1行に5文字表示で、スクロールが必要になることがある)。「タグの一覧」は、現ドキュメントに含まれているマークアップタグ(HTMLやXHTMLからLaTeXやXULまで)をサイドペインに表示するプラグインである。サイドバーのプレビューペインもトグル切り替えができて、正しいタグを選んだかどうかをチェックできるのが便利な点である。

 「文字マップ」と「タグの一覧」以外にも、自動挿入に役立つプラグインがいくつかある。編集メニューにある「ユーザ名の挿入」では現アカウントの名前をカーソル位置に挿入できるし、「日付/時刻の挿入」では日時情報を挿入できる。表示形式には数十通りある標準形式の1つを選んでもよいし、自分で定めたカスタム形式でもよい。もっと手の込んだことをしたければ、ツール → 括弧の補完を選んで、挿入する定型句を作成したり、スニペット挿入用の――つまり、全体をタイプしなくても挿入できる――キーボードショートカットを追加したりできる。「スニペットの管理」では数十のスニペットがインストールされる。そのほとんどはコードを書く人のためのものだが、Geditをほかの目的(プレーンテキストを書くなど)に使う人は、独自のスニペットを追加できる。

最終更新:2008年08月26日 17:07