内部機能の性能
改善されたのは、利用者に直接見える部分だけではない。Opera 9.5には新しいブラウザー・エンジンが搭載されており、「Web標準への準拠性に優れた世界最速ブラウザー」と自称している。確かに、国際化スクリプトのレンダリングではFirefox 3より優れている。それでは速度はどうか。Intel Core 2 Duo E4400 2.0GHzプロセッサーとRAM 1GBを搭載したマシンを使い、Ubuntu 8.04とWindows XP(SP2)の2つのプラットフォームで2種類のオンライン・ベンチマークを用いて性能を比較してみた。
まず、CSSベンチマークを見てみよう。確かにLinux版Opera 9.5が最速だった。このテストでは、約2500のDIVタグを含むローカルに保存されたページをレンダリングする。グラフは5回行ったテストの平均値をプロットしたもの。Opera 9.5はACID 2テストにも合格した。しかし、ACID 3ベンチマークでは、グラフに示したように最高スコアを記録したものの、不合格だった。
次に、JavaScriptのレンダリングを見てみよう。SunSpider JavaScript Benchmarkでは、Firefox 3がOpera 9.5を上回った。ただし、このテストには誤差が±0.8%~±11.3%ある。また、JavScript Engine speed testでは、エラー処理、DOM、AJAXで、Opera 9.5がほかのブラウザーを上回った。同様に、大量コンテンツの生成に最適のメソッドを調べるためのW3C DOM vs. InnerHTMLテストでも、Opera 9.5がFirefox 3を上回った。ただし、最速はWindows版Safariだった。
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