各自のニーズに則した復旧用ブータブルCDのカスタム作成法 3ページ

不要パッケージの削除による空きスペースの確保

 ライブCDの収録パッケージの構成変更は、apt-getないしAptitudeを介して行える。これらのデータは圧縮状態で格納されるとはいえ、仮にDVD上に焼き込むとしてもその最大容量は700MB CDの数倍程度でしかないため、レスキューディスクとしての必須アプリケーションの追加に必要な空きスペースを確保しておかなくてはならない。そのためには、レスキューディスクに不要なパッケージやアプリケーションを削除しておけばよく、私の場合はOpenOffice.orgのスイート一式、GNOMEゲーム群、Ekiga、Ubiquity、Evolution、GIMPを削除することで200MB分の容量を節約できた。なおコマンドライン操作に慣れているユーザであればGNOMEとXorgも削除対象にするかもしれないが、その場合は次の手順でインストールするGPartedおよびその他のグラフィカル系ツールも不要となる。いずれにせよ優先的に削除すべきはサイズの巨大なアプリケーションであり、こうしたchroot環境の場合は下記のコマンドを実行することで、インストール済みパッケージをサイズ順で並べ替えた一覧を取得できるはずだ。

dpkg-query -W --showformat='${Installed-Size} ${Package}\n' | sort -nr | less

 パッケージ単体の削除はapt-getから実行すればいいが、その際に--purge引数を付けておくと関連した設定ファイル群も取り除くことができる。なおchroot環境でsudoコマンドは機能しない。

apt-get remove --purge package-name