証言に対する評価
Franssonは、証言以来、この訴訟の強力な支援者になった。Franssonの弁護士が訴訟の情報を知らせ、FranssonはBarracudaに有利な証拠を探し続けている。「調査によって、95年当時の状況が明らかになってきた」
Franssonは一般論として「Trend Microが(ウィルス・スキャンを)最初に始めたというのはおかしい」と言う。Trend Microはともあれ提訴しているのだから、特許申請の内容に虚偽があることになる。Franssonは申請を詳しく調べてはいないが、そこに含まれている技術の説明は「非常に奇妙」であり、言及されているゲートウェイがハードウェアかソフトウェアかあるいはそれらの組み合わせかが明確でないと言う。つまり、Trend Microの特許は生き延びるかもしれないが、Franssonの証言によって大幅に制限されるということだ。
Franssonの証拠についてTrend Microにコメントを求めたところ、同社の代理人Michael Sweenyは「米国際貿易委員会で係争中だ。憶測や産業リポートには回答しない」とだけ述べた。
一方、BarracudaのCEOであるDean Drakoは、Franssonの証拠を有意義なものと見ている。「Goran Franssonがこの非常に重要な先行技術について話すためにわざわざ出向いてくれたことを大いに感謝する。Trend Microは不公正な特許クレームでBarracuda NetworksとオープンソースClamAVプロジェクトを提訴していると我々は考えている。その訴訟でFranssonの証言は我々に有利な手段となる。我々にとってFranssonはオープンソースの英雄だ」
Bruce Byfield コンピューター・ジャーナリスト。Linux.comに寄稿している。
