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Web経由でオーディオファイルの管理と再生ができるAmpache

2008年07月16日 10:47 Ben-Martin(2008年7月14日(月)) 1 2 3
  Ampache は、手持ちの楽曲コレクションにWebインタフェースを与えるLAMPアプリケーションであり、ネットワーク上での楽曲の検索、評価、再生を可能にする。トランスコーディングにも対応しており、クライアント側では、サーバ側のロスレス符号化されたFLACファイルを再生したり、MP3オーディオファイルとしてストリーミング再生したりできる。

 Ampacheのパッケージは、Ubuntu Hardyの標準リポジトリに収録されているほか、openSUSE 11でもワンクリックでインストールできる。しかしFedoraのリポジトリには入っていない。そこで、この記事では64ビットのFedora 8マシンでAmpache 3.4.1をソースからビルドする方法も紹介する。

 以下、LAMPがすでにインストールされているという前提で話を進める。Ampacheをセットアップするには、まず次のようにしてパッケージをWebサーバのDocumentRoot(通常は「/var/www/html」のようになっている)に展開する。

# grep DocumentRoot /etc/httpd/conf/httpd.conf
...
DocumentRoot "/var/www/html"
...
# cd /var/www/html
# tar xzvf /.../ampache-3.4.1.tar.gz
# ln -s ampache-3.4.1 ampache
# chown -R root.apache ampache*

 AmpacheではMySQLデータベースを使用するので、次のように、データベースのセットアップと、そのデータベースにフルアクセスできる管理者アカウントの設定も行う。また、先に進む前にパスワードを変更しておくこと。

# mysql -p
mysql> CREATE DATABASE ampache;
mysql> GRANT ALL ON ampache.* TO ampache@"%" IDENTIFIED BY 'ampachepass';
mysql> FLUSH PRIVILEGES;
mysql> \q

 インストールを続けるには、Webブラウザで「http://127.0.0.1/ampache/」にアクセスしてAmpacheを開く。上記の管理者アカウントの設定でファイルパーミッションの問題が起こる可能性には対処してあるので、Ampache用データベースのセットアップが可能なMySQLアカウントのユーザ名とパスワードさえあれば、インストールの次の段階に移ることができる。これには、先に設定したユーザampacheとそのパスワードが使える。3つの段階に分かれたインストールの2番目の作業では、このユーザ名とパスワードを使ってAmpache用データベースに接続し、「ampache.cfg.php」という設定ファイルをダウンロードする。このファイルは、Ampacheを実行しているWebサーバにコピーする必要がある。Ampacheを実行しているサーバで以下のコマンドを実行すると、この設定ファイルがインストールされる。

# cp /.../ampache.cfg.php /var/www/html/ampache/config/
# chown root.apache /var/www/html/ampache/config/ampache.cfg.php
# ls -lh /var/www/html/ampache/config/ampache.cfg.php
-rw-r----- 1 root apache 19K 2008-06-27 20:42 /var/www/html/ampache/config/ampache.cfg.php

 インストールの最終段階では、Ampache管理者のアカウントとパスワードを作成する。この作業が終われば、標準のAmpacheログイン画面が現れるはずだ。管理者アカウントにログインすると、メニューの下に並んだボタン列の左のほうにツールチップで“Admin”と表示されるボタンがある。新しいカタログやユーザの作成、アクセスコントロールの設定、その他の管理タスクの実行は、このボタンを使って行う。画面の左側にはメインメニュー、右側にはプレイリストがそれぞれ表示され、画面中央の表示内容は実行する動作によって変化する。

最終更新:2009年06月18日 13:05
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