FSFが今年3月に開いたネットワークサービスに関する作業部会でのディスカッションを受け、参加者がグループを立ち上げた。FSFのメンバーのほか、米Novell、Gnome Foundationなどのスタッフが参加している。
autonomo.usのWebサイトはブログ、Wikiなどのコンテンツを持ち、利用が進みつつあるSaaSなどネットワークサービスがユーザーの自由や自主性に与える影響について、長期的にディスカッションを行っていく場としている。
14日付けで掲載された声明文“Franklin Street Statement”(Franklin StreetはFSFの所在地)では、ユーザーの自由や自主性に良い影響を与えるネットワークサービスはフリーソフトウェアとフリーデータを利用するサービスだとする、最初のコンセンサスを披露している。
その上で、開発者に対してGNU Affero General Public License(GNU Affero GPL)の採用と、フリーではないネットワークサービスの代替となるサービス開発を呼びかけている。また、サービスプロバイダに対しては、フリーソフトウェアの選択、カスタマイズなど修正をフリーソフトウェアライセンスの下で公開すること、ユーザーが自分のデータをサービスの外でも利用できるようにすることなどを提唱している。
autonomo.usはFSFからは独立したグループとなるが、2者は今後も関係を蜜にしていくという。
autonomo.us
http://www.autonomo.us
Free Software Foundation
http://www.fsf.org
