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Ubuntuは「当たり前」の存在

2008年07月24日 09:41AM 1 2 3
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オープンソースの小さな小さな勝利

 私はInternet ExploreからFirefoxに乗り換えるのを手伝ったこともある。このときは今回より若干多い8人ほどだった(申し訳ないが、まだWindowsだ)。その上、その中の数名はOutlook ExpressをやめてThunderbirdに切り替えてもいる。いずれ、ほかの人たちも後を追うだろう。

 それでは、その中の何人がGNU/Linuxの世界に飛び込んだだろうか。実は、まだ一人もいない。しかし、いずれ、Linuxのインストール方法を尋ねてくるだろうと思う。私のノートパソコンを見た人たちは、それが簡素でありクリーンでキビキビと動く様子に感嘆していたし、不要なツールバーで満艦飾のブラウザーや欲しくもないソフトウェアのデスクトップ・アイコンがないことにも感心していた。そして、ウィルス対策ソフトウェアのコストを永久に負担し続けることに倦み始めている。そのウィルス対策ソフトウェアは、おそらく、金を払ってコンピューターに試用版を組み込んでもらったメーカーのものだろう。

Vistaを巡る誰も言わない大きな問題

 私の友人や隣人たちは必ずしも裕福ではない。その中には、普通の労働者やアーティストや退職者たちもいる。コンピューターを楽しんでいる人は多くなく、使ってはいても仕方なしの場合が多い。ハードウェアやソフトウェアをアップデートするのは最新技術で楽しみたいからではなく、ほかに選択肢がないと思うからだ。彼らの多くにとってコンピューターの買い換えは大きな決断であり、典型的な理由は新しい機能が欲しいからではなく、現在持っているコンピューターにトラブルが発生したからだ。

 今コンピューターを買うとすれば、ほとんどの人にとって唯一選択可能なWindowsはVistaだが、これもハードウェアの買い換えをためらう一因になっているようだ。隣人の中で最もコンピューターに疎い人でさえ、Vistaは要らないと思わせる情報をよく見聞きしているのだ。かくして、手元にある「壊れた」コンピューターを使い続けるか、厄介という点では現状と大差ないかもしれないVistaコンピューターに買い換えるか。ジレンマに陥ることになる。

 第3の選択肢は、今あるコンピューターを専門家に修理してもらうことだ。しかし、コンピューターを所有している近在の人で、よく知られている修理サービス、とりわけ大手電子機器販売店(あえて名を秘す)の修理サービスに依頼したという例をほとんど聞かない。したがって、彼らは一般に第4の選択肢を選ぶことになる。「コンピューターについて知っている」友人または友人の友人を探し支援を乞うのだ。

 スケジュールが立て込んでいるのでそういう状況にならないようにしているのだが、仮に私がその友人であったとすれば、Linuxにはないソフトウェアがどうしても必要である場合を除き、Windowsの再インストールは断るだろう。

 私なら、GNU/Linuxを「壊れた」コンピューターにインストールするよう説得する。もちろん、その結果、ひっきりなしに質問される事態になることは承知の上だ。Linux.comを見ている人ならわかってくれると思うが、何であれ一度コンピューターに疎い利用者を助ければ、その後永遠に彼らの(無償の)コンピューター・アドバイザーを務める羽目になるのは目に見えている。

 しかし、気のせいかもしれないが、ほどほどの(先端的ではない)Linuxインストールの場合、最初の質問の嵐さえ過ぎてしまえば、Windows XPの再インストールや真新しいVista搭載コンピューターなどよりストレスも苦痛も少ないように思う。

Robin-'Roblimo'-Miller(2008年7月19日(土))
2008年09月23日 05:07PM 更新