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SSDとSATA RAIDのベンチマーク比較

2008年08月06日 10:57AM 1 2 3
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 ソリッドステートドライブ(SSD:Solid State Drive)には、従来のプラッタ回転式のハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)にない利点が数多くある。無音、低電力、低熱放出性、耐衝撃性、そして特に重要なのがシークタイムの極度の短さだ。SSDによってどれほどパフォーマンスが向上するのかを確かめるために、ノートPCで利用できる最新のSSDでBonnie++によるベンチマーク評価を行った。

 簡単に説明すると、SSDのストレージ方式にはシングルレベルセル(SLC)とマルチレベルセルの2つがあり、普通はSLCドライブのほうがパフォーマンスは高い。

 読み書きの速度、フォームファクタ、容量はSSDごとに異なる。今回はMtron製のSSDをいくつか検討した。フォームファクタが3.5インチでも2.5インチでもパフォーマンスは変わなかったので、それなら2.5インチのドライブを選んだほうがよい。そうすればデスクトップPCだけでなくノートPCにも内蔵して使える。Imationブランドで供給されているMtron製ドライブは、ローエンドの「個人用」ドライブのMOBIブランドと(より高速な)プロフェッショナル向けのPROブランドに分かれている。PROシリーズは、MOBIシリーズに比べて書き込みで10%、読み取りで20%高速化されているという。ただし、シークタイムはどちらも同じ値になっている。

 今回の評価には、32GBの2.5インチMOBIドライブを用いた。PROドライブを使えば転送速度はわずかに向上するが、価格のほうも25~35%増しになる。以降のテストではシークタイムに注目しているため、それぞれの結果に10~20%の速度向上を加味すればPROドライブのパフォーマンスがわかる。

 現在、この32GB SSDは500ドルほどする。750GBのSATA HDDが約130ドルであることを考えると、このSSDと同じ金額を出せば、従来の「回転式ストレージ」HDDで2TB(32GBの約60倍)のストレージ容量が、しかもシングルディスク障害に対処可能なRAID-5構成で得られるわけだ。

Ben-Martin(2008年7月30日(水))
2008年10月06日 05:07PM 更新