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Pardus 2008:洗練の香り

2008年08月15日 10:50 Preston-St.-Pierre(2008年8月13日(水)) 1 2 3
 Pardusは、トルコのScientific and Technological Research Councilが資金を出して開発しているGNU/Linuxディストリビューションである。独自のインストーラ、パッケージマネージャ、設定ウィザード、コントロールパネルを持ち、開発者の独自性と細かな目配りにより、一見の価値あるソフトウェアに仕上がっている。

pardus1_thumb.png
Pardusのデスクトップ

 初めて使ってみたときから、筆者はPardusの細部へのこだわりに好感を持った。インストーラは信じられないほど簡単で、Microsoftファンでさえ粗探しをするのは難しかろう。インストーラ自体は7か月前に前回リリースをレビューしたときからあまり変わっておらず、説明は繰り返しになるので避けるが、実に使いやすいインストーラであることだけは言っておきたい。筆者からの苦言は1つだけ――Dvorakキーボード配列を使いたいのに、これがオプションになっていないことである。

 インストールとそれにつづくリブートがすむと、初期デスクトップ設定ウィザードKaptanが画面に現れ、背景イメージ、メニューの表示方向、ネットワークなどのオプションをセットアップできる。インストーラ同様、このウィザードも使いやすく、わかりやすい。

 Kaptanの終了後、筆者はTasmaを実行した。これはPardusの設定センタだ。レイアウトはおおむねユーザに優しく、直感的。システムオプションの変更をよく手助けしてくれる。筆者の気づいた範囲では、地域に"Canada"を選択すると、言語がフランス語に設定されるという問題があった。これはバグかもしれないし、Pardusチームのうっかりミスかもしれない(カナダ人の過半数は英語を第1母国語としている)。いずれにせよ小さな問題であり、簡単に修正できる。Tasmaでキーボード配列をDvorakに設定できたのもよかった。

最終更新:2008年10月15日 17:07
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