まずはBeagleとTrackerとを使って2つの同じ言葉を検索してみた。はじめに「ethernet」という言葉を検索したところ、結果がまったく異なっていたので驚いた。まぎれもなく単なる一語を検索しただけなのだが、Trackerでは、最も適切だと思われる項目が検索結果のトップに表示された。一方Beagleでは「networking HOWTO」が(「Networking」という名前で)5番目に表示され、またHOWTOの目次文書の方が個々のHOWTO文書そのものよりも高くランク付けされていた。「ethernet」という検索語に対する結果としては、Trackerがトップの結果として表示した「Ethernet HOWTO」の方がずっと適切だろう。
なお、Beagleの検索インターフェースではマッチした結果が最大100件分しか表示されないが、Trackerではマッチした結果の合計数が表示されて、複数ページに分割して表示される検索結果ページを次々に閲覧していくことで、最後の検索結果まですべて確認できるようになっている。
「ethernet」の検索結果はたまたまBeagleでの特別な例に当たったのかもしれないと思ったので、次に「voip」を検索してみた。するとやはりTrackerでは「VOIP HOWTO」のPDFファイルがトップの項目として表示された。一方Beagleでは、siproxdのリリースノートとREADME文書に続いて、「networking HOWTO」、「modem HOWTO」の一部分、「Webcam HOWTO」の中の2つのファイルが表示された。Beagleでは「VOIP HOWTO」は、HTMLファイルもPDFファイルも結果の2ページ目に表示された。
TrackerではAND/OR/NOTなどの論理演算子を使用することはできないが、入力された検索語を使ってランク付けが行なわれている。一方Beagleでは検索語の中でORキーワードを使って選択可能な言葉を指定することができる。また「Linux -troll」のようにマイナス記号を言葉の前に付ければその言葉を含む検索結果を除外することができる。
