しかし、使うのが簡単だからといって、Firefoxのタグ付け機能に改善の余地がまったくないというわけではない。3つのエクステンション、 HandyTag と Tagmarks と TagSifter は、ブックマークのタグ機能をさらに簡単かつ効率的にしてくれる。
ブックマークにタグを付けるとき、最も厄介で最も時間がかかるのはどんなタグにするかだ。複数のタグを付けられるといっても多すぎれば混乱するし、少なすぎると効果が薄れる。それに、記事をあとで読むためにブックマークするときは、未読なのだから正確な内容はわからず、したがってふさわしいタグを選べるはずがないのだ。
そんなときに役立つのが、数種の方法で関連するタグを提案してくれるHandyTagエクステンションだ。インストールすると「ブックマーク」ダイアログ・ウィンドウにボタンが現れる。それぞれ提案されるタグ・リストの元となる情報源に対応し、Persoボタンは既存のタグを、WebmasterボタンはそのWebページに指定されているキーワードを、Del.icio.usボタンはその名が示す通りDel.icio.usブックマーク・サービスで他の人がそのページのブックマークに付けたタグを一覧表示する。KGenボタンは、そのページの内容を解析してタグを生成する。どのボタンの場合も、リストの中からタグを任意に選び、Doneをクリックすればそのタグを付けることができる。
Tagmarksも、HandyTag同様、ブックマークのタグ付けを簡単にしてくれるエクステンションだ。しかし、その方法は異なる。ロケーション・バーにある☆マークの上にマウスを置くとアイコンがいくつか現れ、そのアイコンをクリックするとそのとき開いていたWebページをブックマークしそのタグを付けることができるというもの。たとえば、あるWebページをブックマークしお気に入りとしてタグ付けしたいときは、ハート型のアイコンをクリックする。Tagmarksには、もう一つ賢い機能がある。メニューからブックマーク→View Tagmarks tagsの順に選ぶと、Tagmarksのタグが一覧表示される。そのマークをクリックすると、関連するブックマークがすべて表示されるのだ。
Tagmarksの特長は、クリック1回でWebページをブックマークしタグを付けられるというところ。しかし、制約もある。タグの名前を変えることができないのだ。したがって、各アイコンの意味を覚えていなければならない(たとえば、ハート型マークはお気に入り、イヤフォンのマークは音楽など)。タグを追加することもできないので、今のところ既存のアイコンで我慢するほかはない。
HandyTagとTagmarksを併用して、Firefox 3のブックマークのタグ付け機能をさらに強化することも考えられる。急いでいるときはTagmarksでブックマークとタグ付けを行い、ページに最もふさわしいタグを付けたいときはHandyTagを使うのだ。
