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WindowsでSubversionを使う:TortoiseSVNでバージョン管理

2008年09月01日 12:05 松島浩道 1 2 3 4 5 6

ローカルで加えた変更をリポジトリに保存する

 チェックアウトしたファイルに変更を加えた後、変更したファイルをリポジトリに保存するには、「コミット」を実行すればよい。コミットは、変更が加えられたファイルを含むフォルダでショートカットメニューから「SVNコミット」を選択することで実行できる。「コミット」ダイアログが表示されるので、「メッセージ」に変更点の概要などのメモを入力し、「OK」をクリックするとコミットが実行される(図912)。

 なお、書き込みに認証が必要なレポジトリの場合はここで認証が必要となるので注意してほしい。たとえばssh+svnプロトコルでリポジトリへのアクセスを行う場合、使用するSSH鍵を指定しておく必要がある。

図9 図10
図9 修正を加えたファイルが含まれるフォルダで、ショートカットメニューの「SVNコミット」をクリックする 図10 「メッセージ」に変更点の概要などを入力し、「OK」をクリックするとコミットが実行される

図11 図12
図11 認証が必要な場合、ログイン名を入力するダイアログが表示される 図12 SSH認証を使用する場合、必要に応じてパスフレーズの入力も求められる

TortoiseSVNで使用するSSH秘密鍵を指定する

 TortoiseSVNの配布パッケージには、SSHクライアントであるTortoisePlink.exeも同梱されており、特に設定をしなくともsvn+sshプロトコルによるリポジトリへのアクセスが行える。ただし、公開鍵認証を必要とするサーバーに接続する場合は、別途使用するSSH秘密鍵を指定しておく必要がある。

 TortoisePlink.exeはWindows用のSSHクライアントであるPuTTYから派生したもので、使用する鍵もPuTTY用のものを利用する。PuTTY用のSSH暗号鍵を生成したり、Linux/UNIXなどのssh-keygenコマンドで作成したSSH秘密鍵をPuTTY用の鍵に変換する方法については別記事で解説しているので、そちらを参照してほしい。

 使用するSSH秘密鍵は、TortoiseSVNの設定画面の「ネットワーク」項目にある「SSHクライアント」で指定する。まず、エクスプローラのショートカットメニューから「TortoiseSVN」-「設定」を選択して設定ウィンドウを開き、「SSHクライアント」を次のように指定する。

<TortoiseSVNのインストールパス>\bin\TortoisePlink.exe -i <使用するSSH秘密鍵>

 あとは「適用」もしくは「OK」をクリックし、設定を適用すればよい(図A)。

 なお、このようにしてSSH秘密鍵を指定した場合、認証が必要なリポジトリへのアクセス時には毎回パスフレーズの入力が求められる。また、もし毎回パスフレーズを入力するのが面倒なら、PuTTYに付属する「pageant.exe」を利用することで、パスフレーズの入力を自動化できる。pageant.exeのアイコンに使用するSSH秘密鍵をドラッグ&ドロップし、鍵に対応するパスフレーズを入力するとpageant.exeがタスクバーの通知領域に常駐し、以後自動的に認証作業を代行してくれるようになる。

図A
図A 設定画面の「ネットワーク」項目にある「SSHクライアント」で、使用するSSHクライアントとともに使用するSSH秘密鍵を指定する

最終更新:2010年09月09日 18:13