そのほかの行事
FSFのGNU Project記念行事はFryのビデオだけではない。「行事は1カ月間にわたる。このビデオを皮切りに、Software Freedom Day(9月20日)を経て、9月27日の誕生日までだ」(Brown)。Richard Stallmanのキャンペーンとイベントが少なくとも1回予定されている。
Brownは、GNUプロジェクト記念行事にはいくつかの目標があると言う。
第1は「GNUがどれほど広がっているか、どれほどのGNU(ソフトウェア)が使われているかを一般の人々に知ってもらうことだ。多くの人はGNUの新しい製品が次々に登場していることに驚くと思う」
さらに重要なのは、Microsoftがフリーソフトウェア・コミュニティーにフリーソフトウェアがWindowsでうまく動くように表向き協力すると提案しているときであり、この記念行事はフリーソフトウェア運動の最終目的を再確認する絶好の機会だと言う。
「いくつかのフリーソフトウェア・アプリケーションが人気を博しただけで、ソフトウェアの自由が達成できなければ、誰にとっても不幸なことだ。だから、このコミュニティーが掲げる目標はソフトウェアがMicrosoftプラットフォームでうまく動くという以上のものだということを思い起こしたい。これはそのための我々なりの方法なのだ。その目的はすべての人に使ってほしいフリーソフトウェアの完全な環境を作ることであり、最終的には、すべてのプロプライエタリー・ソフトウェアを置き換えることだ」
この意味で、Brownは、この記念行事はGNUだけのものではないと言う。「我々は特定のプロジェクトの成功や普及を望んでいるのではない。GNUの普及活動は素晴らしいことだが、それは問題の一部でしかないことを認識しなければならない。我々は、協力して取り組むことによってのみ成功できるのだ」
Bruce Byfield コンピューター・ジャーナリスト。Linux.comによく執筆している。
Linux.com 原文(2008年9月2日)