最近は、Webサイトのデザインや構築が迷路のように複雑な作業になることがある。そうした作業を単純化してくれるツールの1つが、有名な Firebug 拡張機能である。Firebugを使うと、HTML、CSS、JavaScriptをFirefoxの中で編集し、デバッグすることができる。Firebugはそのままでも十分役に立つが、追加の拡張機能を使うと元の機能が一段と強化され、開発者やデザイナの作業が一層やりやすくなる。
YSlow
Firebugにはネットワークの処理状況を監視する機能があるが、YSlowを追加すると、その機能をさらに強化し、Yahoo's best practicesの評価基準に照らして自分のWebサイトをチェックすることができる。パフォーマンスをチェックすることに加え、YSlowでは、Expiresヘッダ、ETag、HTTP要求の合計数など、最適化に役立つ項目を調査するためのグラフとチャートを表示することもできる。
Jiffy
Netflixで開発されたJiffyは、ページ上でロードされるJavaScriptの時間計測を(オープンソースのWebサイト計測スイートであるjiffywebによって)チェックおよびキャプチャし、データをグラフィカル形式で表示する。このデータは、さまざまなJavaScriptライブラリによるページ・ロードへの影響を比較して軽減するのに役立つ。
FirePHP
Firebugは、HTML、CSS、およびJavaScriptをデバッグするための機能を備えているが、FirePHPを使うと、FirebugでPHP5以降をサーバ側の言語として操作できるようになる。FirePHPを動かすにはPHPライブラリをインストールする必要があるが、ライブラリのインストールが終われば、FirePHPで特殊な"X-FirePHP-Data"ヘッダを利用して、Firebugペインにデバッグ・データを取り込むことができる。サーバからクライアント側に送られるデバッグ・データが、デバッグ中のページのコンテンツの妨げになることはない。クイック・チュートリアルを含めて、FirePHPの詳細については、FirePHPのホームページを参照してほしい。
Firecookie
Firecookieを使うと、現在ページ上で使われているすべてのCookieの表示、特定のCookieの検索、ページ上のCookieの監視、およびCookieの追加と削除を自在に行うことできる。Firecookieには、Cookieの名前、値、ドメイン、有効期限、パスなどの情報を確認するための機能がある。また、Firecookieを使って、Cookieの受け入れや拒否の設定をFirebugの中から直接変更することもできる。
