GNOME Deskbar
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| GNOME Deskbar |
GNOME Deskbar アプレットもGNOME-Doと同様のツールであり、こちらは外観の洗練度と推測機能の完成度では見劣りするものの、実際にインストールして使い始めてみると、操作的にはより簡単に扱えることに気づくだろう。なおこのアプレットが表示されるのはGNOMEパネルというツールバー上であり、通常はGNOMEデスクトップ画面の下端に配置されるようになっている。
Ubuntu 8.04にGNOME Deskbarをインストールする場合は、Synaptic Package Managerを介してダウンロードすればいい。その他にもこのアプレットは、Fedora、Debian、Mandriva、Gentoo、Arch用のパッケージおよびtarボール形式のものが用意されている。ただしDeskbarを実際に使用開始するにあたっては、これをGNOMEパネルに追加しておかなくてはならない。それにはまずパネルを右クリックして“Add to Panel”を選択し、使用可能なパネルアドオンが名前順で一覧されたリストを表示させる。このリストをスクロールしてDeskbarを選択してAddをクリックすると、パネルの右端にDeskbarアイコンが表示されるはずだ。パネルへの配置完了後はDeskbarアイコンをクリックすればよく、これにより小型の可動式ウィンドウがポップアップするようになっている。
Deskbarを実際に起動して最初に気づくのは、GNOME-Doとの類似点の多さだろう。つまりDeskbarの場合もGNOME-DOと同様に、ユーザの入力する文字列を基にして、これから行うであろう操作の予想結果が候補の一覧として提示されるのだ。ただしDoではTabキー操作によるコマンド選択が行えるが、Deskbarの場合はマウスポインタの移動とクリックにより該当するオプションを実行させるという仕様になっている。
Deskbarの動作設定をデフォルト以外に変更したい場合は、まずDeskbarアイコンを右クリックしてPreferencesを表示させる。ここではDeskbarでのキー入力時に実行させる検索オプションとして、デスクトップとWebのどちらを検索対象にするかと、どのような順番で実行するかを指定できる。その他のオプションとしては、Deskbarウィンドウにフォーカスを移動するためのキーストロークのショートカットも指定可能となっている。デフォルトのキーコンビネーションはAlt-F3キーであるが、この操作に関しては、ツールバー上のアイコンをクリックしても同じ結果となる。これら以外にもDeskbarでは、ブラウジング中のコンテンツにて検索した用語を強調表示させる、キーストロークのショートカットをアクティブにする、ユーザが選択した単語をDeskbarで自動検索させる(検索範囲は、先の設定にてデスクトップとWebのどちらのオプションを選択したかに依存)という機能が装備されている。
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| Deskbarヒストリー |
Deskbarにも各種のプラグインが用意されているが、そのインストールはすべて手作業で行うしかない。それだけでなく、Twitter用の機能拡張など一部のプラグインに関しては、その他の追加ツールの存在を前提としており、それが手元のシステムにインストールされていない場合は別途入手しなければならないのだ。結論としてDeskbarにおけるプラグイン関係の操作性は、GNOME-Doよりも大幅に見劣りがするとしていいだろう。
Deskbarは直感的に扱えるシンプルなマルチアクションツールであり、その洗練度(およびおそらくはユーザの行動予測の完成度)でGNOME-Doよりも格段に劣ってはいるものの、ユーザフレンドリな操作で各種のアクションが実行可能という点で、私の好みからすると惹かれる部分が多いのだ。逆にGNOME-Doの方が適しているユーザ像としては、手元のハードドライブが多数のアプリケーションとコンテンツで埋め尽くされているというタイプ、あるいはDoの優れた拡張機能を積極的に活用したいというタイプを思い起こせばいいだろう。どちらのツールを選択するにせよ、必要とするアプリケーションやコンテンツへのアクセスと管理を簡単化してくれる有用なデスクトップインタフェースとして機能してくれるはずだ。
Tina Gaspersonは1998年よりフリーランスのライターとして活動中で、主要な業界紙にて記事を執筆している。
