オプト・エス・ピー、オープンソースベースのVoIPキャプチャシステム「Oreka」を国内展開

 オプト・エス・ピー(本社:東京都新宿区)は2008年9月18日、米OrecXが開発するオープンソースベースのVoIPキャプチャシステム「Oreka」について、日本国内独占ディストリビューター契約を結んだと発表した。日本語化や機能追加を進めて11月から国内商用サービスを展開する。同時に、オープンソースコミュニティの立ち上げ、支援も行う。

 Orekaは、IP電話の通話録音を行うLinux/Windows対応サーバソフトウェアで、Asteriskをはじめ20種類以上のIP電話プラットフォームと連携できる。GPLのオープンソース版と商用版があり、オープンソース版をベースとした商用版は「通話録音」「リアルタイムモニター」「スクリーンキャプチャー」「応対品質管理」の4機能の組み合せが可能。

 提携の下、オプト・エス・ピーは、Oreka商用版の機能追加、カスタマイズ、ローカライズ、保守サポート、代理店への技術サポートを提供。Orekaをベースとした低コストなCTIソリューションの構築を推進する。同社は、自社製品の通話録音システム「WaveLog」を開発・販売しており、このノウハウも活用する。

 商用版の販売形態は、年間サブスクリプション、月間サブスクリプション、ライセンス購入の3種類を用意する。

オプト・エス・ピー
http://www.optsp.co.jp/

OrecX
http://www.orecx.com/