フィルターの作成
ここまでのUser Filterの使い方は非常に簡単だった。しかし、ほとんどの利用者にとって、User Filterでフィルターを作成する段階になると一気に難しくなると思われる。RGBカラー値を変更するフィルターなどをコピーして、設定を変更してみることぐらいはできるだろうが、フィルターの作成方法を詳細に理解していなければ、そこから先に進むことはないだろう。
User Filterにはヘルプ・ファイルが付いていないので、フィルターを作成するとなると、ほかで資料を探す必要がある。取っかかりとしては、オンラインGIMPヘルプ・サイトのScriptingセクションとFiltersセクションがいいだろう。これから取り組むべき相手を理解するのに役立つと思われる。さらに詳しい情報は、Filter Factory Programming GuideとGIMP Talkフォーラムをご覧いただきたい。このフォーラムはプラグイン、フィルター、スクリプトをテーマとしており、具体的な質問をすることができる。ただし、フィルターの作成方法を習得するには、並々ならぬ熱意が必要だろう。User Filterは、明らかに、熟練者を対象にしているからだ。
ほとんどの人はUser Filterを、フィルターをインポートするためのツールとしてのみ使うだろう。しかし、すべてのPhotoshopフィルターが問題なくインポートできるわけではない。いくつか無作為風に試した限りでは、成功率は80%程度だ。それでも、GIMPに同梱されているフィルターの数と比べると、使えるフィルターの数は飛躍的に増える。そして、自分でフィルターを書きもせずに、買い物リストをプロ用の書籍編集ソフトを使って作るようなことをグラフィックス・エディターで行っているのではという思いが湧こうというものだ。
Bruce Byfield コンピューター・ジャーナリスト。Linux.comによく執筆している。
