テクマトリックス、Javaテストツール「Jtest」に脆弱性検出機能を標準搭載

 テクマトリックスは2008年10月6日、米Parasoftが開発したJavaテストツール「Parasoft Jtest 8.3」に脆弱性検出機能などセキュリティ関連機能を追加したと発表した。これまで別売オプションで個別対応していた機能を標準搭載にした。価格は据え置きで、既存ユーザーは無料で追加機能を利用できる。

 Jtestは、Javaアプリケーション開発の単体テストと静的解析を自動化するJava対応自動ユニットテストツール。実行時例外の発生などさまざまなテストケースを自動生成して、プログラムの堅牢性や機能性を自動で検証できる。また、静的解析コーディングルールによるプログラム問題点検出、処理フローに依存した問題点の検出などが可能。

 標準搭載した脆弱性検出機能は、「バグ探偵(処理フローを検証して問題点を検出するフロー解析)」機能と「静的解析(コーディングルールを使用したパターンマッチング解析)」機能を活用して、情報漏えいや情報改ざん、なりすましなどに利用される恐れのある脆弱なソースコードを静的に検出するもの。

 対応OSは、Windows 2000/XP/2003 server/Vista、Red Hat Enterprise Linux 3/4/5、Solaris 8/9/10。プラグイン可能な統合開発環境は、Eclipse3.0~3.4、RAD6.0/7.0、JBuilder2007。価格は、「Professional Edition Ver.8.3」が52万2900円、「Architect Edition Ver.8.3」が62万7900円、「Server Edition Ver.8.3」が220万5000円。それぞれ1年間の保守サポートが付属する。テクマトリックスはJtestの国内総販売代理店。

製品情報
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テクマトリックス
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