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FreeNASでのストレージの設定方法

2008年10月28日 12:32 Gary Sims 1 2

追加したディスクのフォーマット

 ステップ2では、ディスクをフォーマットする。Disks: Formatページを開いて、フォーマットするディスクを選択し、ファイルシステムを指定する。デフォルトはUFSだ。FAT32やext2にすべき特段の理由がなければ、UFSでフォーマットするのが無難だ。FreeNASが基盤としているOSはFreeBSDであり、FreeBSDのネイティブファイルフォーマットはUFSだからだ。ほかの形式でフォーマットした場合は、予期せぬ結果、ファイルの破壊、データの喪失を招く恐れがある。

 ディスクにはボリュームラベルを設定することができるが、FreeNASのWebインタフェースでは使わないので、設定したとしても取り立てて便利になるわけではない。最小空き領域の閾値はデフォルトの8%のままにしておく。これを小さくするとパフォーマンスや自動デフラグ機能に悪影響が出る恐れがある。最後に、フォーマットの際マスターブートレコード(MBR)を書き直さないことを指示するオプションがある。ハードウェアRAIDカードの中にはMBRに情報を書き込むものがあるからだ。通常、指定する必要はないが、ハードウェアRAIDカードを使っていて正しくフォーマットできない場合は、このオプションをオンにするとフォーマットできることがある。

 次に、Format Diskをクリックする。確認画面が表示され、OKをクリックすると、フォーマットが始まる。スーパーブロック番号が長々と表示され、最後にDone!と表示されれば、無事完了だ。何らかの理由でフォーマットできなかったときは、エラーメッセージが表示される。たとえば、ボリュームラベルに空白が許されていない場合に、空白を含むラベルを指定してフォーマットすると、下のようなメッセージが表示される。

newfs: bad volume label. Valid characters are alphanumerics.
Done!

 ステップ3では、ディスクをFreeNASサーバー上でマウントする。Disks: Mount Pointページを開いて、追加の丸印をクリックする。いろいろなフィールドが並んでいるが、中でも重要なType、Disk、Partition、File System、Nameについて説明しておこう。

  • Type マウントするのがディスクかISOイメージファイルかを指定する。物理ディスクをマウントする場合はディスクを選択する。ISOを選択して.isofileをマウントすると、その内容がネットワーク経由でアクセス可能になる
  • Disk マウントするディスクを選択する。Disks: ManagementやDisks: Formatで指定したものと同じ
  • Partition FreeNASでは、サーバーソフトウェアをハードディスクにインストールすると、パーティションが2つ作成され、最初のパーティションにはオペレーティングシステムが、2つめのパーティションにはデータが入る。ディスクをマウントする際、どちらのパーティションをマウントするのかを指定する必要がある

    FreeNASは、特に指定しなければ、ディスクのパーティションを従来とは異なる方法で行う。つまり、パーティションデータをMBRには置かず、Extensible Firmware Interface(EFI、Intelが提案した標準で、まもなくPC BIOSに取って代わるだろう)で規定されているGUID Partition Table(GPT)に書き込む。 FreeNASでディスクをフォーマットした場合は、EFI GPTを選択する。すでにデータが格納されているディスクの場合は、データのあるバーティションを選択する。たとえば、ディスクにFreeNASがインストールしてあり、もう一つのパーティションをデータ用に使う場合は2を選択する。

  • File System ディスクをFreeNASでフォーマットした場合は、UFSを選択する。ほかのファイルシステムを選択した場合、あるいはすでにデータが格納されているディスクの場合は、そのファイルシステムを選択する(FAT、NTFS、ext2のいずれか)。
  • Name マウントしたディスクには、識別のために名前を付ける必要がある。名前には空白が使えると思われるが、空白を含まない単純な名前にしておくのが無難だ。ディスクをFreeNASサーバー上で/mntディレクトリーの下にマウントする際、ここで指定した名前が使われるからだ。たとえば名前をsotre2とした場合、ディスクは/mnt/store2にマウントされ、これがCIFSを使ってネットワークで共有する場合に使う名前になる。
  • Description このマウントポイントに関する説明を記述する。
  • Read only これをオンにすると、このファイルシステムは読み込み専用になる。管理者アカウント(スーパーユーザー、root)でも書き込めない。

 次に、Addボタンをクリックすると、FreeNASサーバーにマウントされたドライブの一覧が表示される。ドライブの状態はConfiguringで確認できる。最後に、Apply changesをクリックする。改めて表示される一覧表には新たなマウントポイントが増え、OKとなっているはずだ。

Gary Sims 英国の大学でビジネス情報システムの学位を取得。ソフトウェアエンジニアとして10年間勤め、現在はフリーランスのLinuxコンサルタント、ライター。

Linux.com 原文(2008年10月24日)

最終更新:2009年12月18日 17:24
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